女性向けエロ小説「後輩と初エッチ」(無料官能小説)

三澤が片思いしているのは後輩の前田だ。
2人は同じ軽音楽サークルで仲良くなり、一緒に組んでいる。
三澤の担当はボーカルだったが、後輩の前田が入部してきて
彼に近づくためとギターを担当してからは、ギターボーカルとして活躍している。

そんな二人は先月から付き合い始めた。部内恋愛はあまりよく思われないが
先輩である三澤がきっちりばれないようにすると決意したうえでの交際だ。
秘密で付き合うとは難しい事だが、二人はスリルを感じながらも関係を楽しんでいた。

ある日、なかなか二人きりになることがないのでデートに行った。
前田の企画だった。
普段はしっかりしていて先輩面気味の三澤が、デート当日になっても
「一緒に居られれば二人きりじゃなくてもいいのに」と恥ずかしがっていたのが
前田にとっては面白くてたまらなかった。
「先輩もわがまま言ってくださいってば」そう言うと、三澤は小さくうなずいて
助手席へ乗り込んでいった。他人が見ればどちらが年上だかわからないカップルである。

買い物して、水族館に行って、食事して、少しだけカラオケして…。
一日中歩きっぱなしのデートだった。前田は身長も高く歩幅が大きいので
三澤は追いつくのに精いっぱいだ。それを見かねた前田は、彼女に歩幅を
あわせるというなんとも紳士的な対応をしてくれた。
「やっぱり今日来れてよかったな。まだなんか恥ずかしいけど」
「それならよかったです!先輩普段は強がりなのに結構シャイですよね~」
「うるさいな!黙れよー!」
普段は部内恋愛をばれないようにするため、強がったり刺々した態度の三澤が
素直に笑う姿を、前田はとても愛おしく感じていた。

楽しい時間はあっという間で、すっかり夜になってしまった。
前田は車を運転してきたのにも関わらず、三澤の誘いで飲んでしまった。
もう今日は帰れない。
「ごめんなさい、つい飲みたくなってしまって」
「しょうがないよね!とりあえず車の中で夜を明かすか…」
「あの、先輩と行けたらいいなって思っていたところがあるんですけど」

着いた先はラブホテルだった。
三澤は驚いた。丁寧で素直な前田が、自分とこんなところに行きたいと思ってたなんて。
「車の中で寝るよりはマシかもね」どう言ったらいいのか分からず、体の疲れも
出てきてベッドに寝ころんだ。すると、大きな手が頭を撫でてくる。

「僕とセックスしてください」
返事さえできなかった。「え」と声が漏れると、軽い口づけ。彼とのファーストキスだった。
「もし初めてだったらごめんなさい。僕も初めてなんで」
「お前初めてなの?私もだけどさ」
お互いセックスが初めてだと知り、興奮と不安と期待が入り混じった。
「ちょっと止められそうにないんで痛かったら言ってください」
丁寧な言葉を口にすると、前田は三澤の胸元へ手を進め、優しく胸を揉んだ。
「あっ!あ…ふぅん」優しい手つきに声が漏れる。
「思ったより胸大きいですね。柔らかいし可愛いです」
嬉しそうに触れてくる前田の顔が色っぽくて、三澤は彼にもっとしてほしいと思ってしまった。

「もっと触っていいよ?好きなようにして」
「じゃあここも…」
三澤の感じる部分へ太い指が入っていく。跳ねるようにかき回される。
「あっ!ああんっ!ひゃっ、気持ちいい」
「すごい、すぐぐちゃぐちゃになっちゃうんですね」
「前田くんなんでそんなに上手なの?」
「先輩の事は何でもわかっちゃいますから」

一回軽く三澤がイクと、前田はゴムを付け始めた。
その彼の大きくなったモノに目がいった三澤は、恥ずかしくてたまらなかった。
「あの、ほんとにそれ入れるの?」
「嫌ですか?」
「でも気持ちよくなれるなら入れてほしい」

ゆっくり、ゆっくりと三澤の中に前田が入っていく。
すっかり濡れたそこにはいとも簡単に入ってしまいそうだったが、焦らず痛くしないようにと
前田は気持ちを抑えた。
全部入り切ると、三澤は満たされた快感でいっぱいになった。
「あ、入ってる…すごい…なんかびくびくしてる」
「あんまり言わないでください、すぐイっちゃいそうです」
2人の汗と色々な液体、そして声が混ざる。
「あっ!ああ!いいっ!気持ちいい!前田くんとのセックス、いいよお」
「僕も…先輩の中すごく気持ちいです」
吐息にますます興奮し、二人は絶頂を迎えようとしていた。
「ゴムしてるから中でイっていいですか」
「いいよ…私の中で感じてイって」
「うっ、うっ!ああっ!」
甘い三澤の囁きを聞くと、前田はゴムの中に精を吐いた。
びくびくとうごめく前田を感じ、三澤も絶頂の瞬間を迎えた。

翌日ホテルを出て、二人で車に乗って帰った。
車内は気まずい雰囲気ではなく、いつもの二人と変わらなかった。
しかしセックスした時の記憶は、酒に酔っていたとはいえはっきりと残っていた。
「先輩が積極的で可愛かったです」「前田くんが強引すぎたから」
お互いの知らない部分が知れたようで、またたわいもない話をしながら帰っていった。
その日の事は、二人以外の誰も知らない話であった。

「女性向けエロ小説「後輩と初エッチ」(無料官能小説)」への1件のフィードバック

  1. 童貞と処女ですか。自分にもこんな時代があったなと懐かしい反面、もうそんな時期は二度と来ないと思うと寂しく切なくなる。

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