官能小説「由美の蜜壺」

私は結婚して妻とふたりで都内のマンションに暮らしています。
私は人見知りで仕事関係の付き合い以外はほとんどしておらず、休日になると家の書斎でひとりで読書をしたり映画を観たりするのがささやかな楽しみという生活を送っています。
妻のほうは私と違い社交的なので、たくさんの友達がいます。
休日になるとたまにその友人を家に招いてホームパーティを開いているようです。
開いているようですというのは、私はほとんど参加をしていないからです。
にぎやかな声は聞こえてくるのですが、最初にちょこっと挨拶をするくらいですぐに書斎に引っ込み自分の世界に入ってしまっていました。

しかし妻が連れてきた、あるひとりの女性だけは私の心を動かしました。

「由美です」その女性は私にそう言いました。
妻の会社に今年新卒で入社してきた後輩社員です。
肌が透き通るように白く、女性にあまり関心がなくなっていた私が見ても可愛いなと思う顔立ちをしていました。
「由美ちゃんは会社の男性に一番人気なのよ」と妻は笑って言いましたが、そうだろうなと私も思いました。
他に数人の女子社員が遊びに来ていて、それぞれに軽く挨拶をして部屋に帰りました。
その時「帰っちゃうんですか」由美は私に甘えた声で言いました。
よく見たら胸も大きい、私はそんな事を思いました。

部屋に帰って読書をしながらしばらくすると、コンコンと部屋をノックする音が聞こえました。
妻だと思ってドアを開けると由美が立っていました。
「遊びに来ちゃいました」由美は笑顔でそう言って部屋の中に入ってきました。
「いいの?」何がいいのかわかりませんが私はそう言いました。
多分みんなと一緒にいなくていいの、と言う意味と、男性の部屋にふたりきりになってもいいの、の二つの意味があったと思います。
「いいです」由美はそう言いました。
そして私のズボンを下ろして、トランクスの上から私のあそこを触りました。
「え?」私はあっけにとられてそう言うと「いいんです。気持ちよくさせてあげますから」と由美は言いました。
セックスしていいの、という意味に由美は捉えていたようです。
私はこばむようなしぐさをすると、由美は私の目をみつめて言いました。
「ひとめぼれって初めてです」そう言って、私のあそこを口に含みました。

由美の口の中は暖かく粘膜がやわらかくて気持ちよく、あっという間に勃起してしまいました。
妻や同僚が由美を探しにこの部屋に来たらどうしようと、そういう気持ちもありましたが、そのまま由美とみだらな行為をしたいという誘惑には勝てませんでした。
「気持ちいい?」由美はぐちょぐちょとフェラチオをしながら、合間にそう聞いてきました。
「うん気持ちいい」私は素直に答えました。
その時廊下を歩く音が聞こえてきました。
「あなた、今大丈夫ですか」と妻の声がドアの向こう側から聞こえてきます。
ドキッと心臓の音が聞こえてきそうでしたが、由美を見ると気にせずフェラチオを続けています。
「どうしたの」私は、由美の口の中にあそこを包まれながら、平静を装って聞き返しました。
「お酒が切れちゃって…何でもいいから買ってきてくれない?」妻は言いました。
「わ…わかったよ今言ってくる」私が言うと、妻はありがとうと言って、部屋に帰って行きました。
由美の事は気づいていないようです。
幸い私の部屋には妻には内緒にしてあるワインが2本置いてあります。
「このワインを買って来たことにして…30分は時間が稼げた」私は由美に言いました。
由美は「じゃあ2回いかせてあげる」と言って、フェラの刺激を強めました。
それはこれまで感じたことのない刺激で、私はすぐに果てそうになりました。
「いいの?」私が聞くと「うん」と由美が言うので、由美の口の中で発射しました。
由美はごくんと精子を飲み込んだ後「いってもいいよって言っただけで口の中に出していいとは言ってないよ」といたずらっぽく微笑みました。

私は由美を全裸にすると、大きな白い胸をわしづかみにしました。
妻とは比べ物にならないほど多くてやわらかい乳房でした。
そして由美の蜜壺を優しく触って愛撫するとねっとした愛液があふれてきました。
私は再び勃起したあそこを、由美の蜜壺へと挿入しました。
「あん」由美は喘ぎ声をあげました。
「あんあんあん」由美の喘ぎ声は小さくはなかったけれど、リビングから聞こえる爆音の様な妻たちの声に比べれば蚊の鳴くような音です、気が付かれるわけはありませんでした。
一度してい見たいと思っていた立バックも由美とは上手にできました。
鏡の前に立ち、腰を動かすとパンパンと言う子気味いい音とともに、由美の大きな乳房も揺れました。
そして赤く染まった由美の可愛い顔を見ていたら、私は極度に興奮し、由美を振り向かせてディープキスをして、そのまま中出ししてしまいました。

その後ワインを由美に持たせて妻の部屋に持っていかせました。
その日を境に由美は妻のホームパーティのたびに私の部屋でセックスをしていきます。
しかし何度挿入しても由美の蜜壺の感触に飽きることはありません。

官能小説「隣の年下の旦那に抱かれてイってしまう美奈」

マンションに住む美奈は、隣の声がどうも気になって仕方がない。隣に新しく引っ越してきた若い世代の夫婦の妻は、深夜になると「はあん、いい」という大きな喘ぎ声を出す。その声はだんだんとエスカレートし、しまいには「やあん、中に入れてえ」という女性の大きな声に変わるのだ。

若い世代の夫婦だから、そりゃあエッチな気分にもなるだろう。自分の若い時だって毎日のようにセックスをしたかったものだ。でも、これだけ大きな喘ぎ声を毎晩聞かされては辛くなる。でも、美奈は、辛いと思いつももそんな若い夫婦の激しいセックスを想像しては、ベッドの上で腰を大きく振りながら一人エッチを楽しむのだった。

夫はいるが、部屋は別にして寝ている。だからほとんどセックスすらせず、夫はサッサと寝てしまうのだ。子供もいない美奈は、話し相手もいないから、悶々とした夫婦生活を送っているのだ。そんな矢先に隣に若い夫婦が引っ越してきたのだから堪らない。久しく男に抱かれていない美奈にとって、その若い夫婦のセックスは実に刺激的過ぎるのだ。

耳栓をしては寝ようとするが、またく効き目がない。横になっては寝ようとしても目が冴えてしまう。そんなある日、玄関の掃除をしていると、隣の旦那さんが声をかけてきた。「あっ、今日は、暑いですね」と万遍の笑みをしながら挨拶してくるのだ。「何が暑いですねだ」と心の中で呟く。

そんな旦那さんは休みの日になると美奈に声をかえてくるようになった。その旦那は好青年で、頭の良さそうな男性だった。目鼻立ちは整い、細いが骨太だ。腕が異様に逞しく、美奈はその腕を見てはドキッとしてしまった。それを見た隣の旦那は、「ああ、これね、テニスをやってるんですよ」と言った。思わず「へえ、テニス?私もやってるの」と言ってしまった。

思わぬ共通点に心が躍り、「今度、テニス教室に一緒に行きません?」と美奈は誘ってしまった。「ええ、いいですよ」と隣の旦那も嬉しそうに返事をした。「じゃあ、来週の土曜日なんてどうですか?」と言うので、「分かりました、でも奥さんは」と言いかけると「いいえ、大丈夫。妻は友人の所に泊まりに行くんで」と言う。

そして、その土曜日の午後、美奈は隣のインターホンを鳴らした。すでにテニスウェアを着ては待っていた旦那さんは、自分の車に美奈を乗せ、テニス教室へと向かった。

でも、何故か車はテニス教室の反対方向へと向かう。「あれ?あっちの道ですけど」と言うと、「いや、こっちでいいんだ」と言ってはバイパス沿いにあるラブホテルへと向かうのだった。車は1つの派手な看板のラブホテルへと入り、車を停めた。そして、エンジンを切ると隣の旦那は「いいでしょ、今夜は泊まっていきましょう」と言うのだ。

今年42歳となる美奈は、年下の男からホテルに誘われるのは初めてだ。そんな年下の男からいきなりホテルの駐車場で誘われてしまうのだから胸が高鳴るのも仕方ない。でも、体も衰え、プロポーションに自信が無くなっているために、若い男にその裸体を見られては扱かれると思うと、恥ずかしさで逃げ出したいくらいだった。

そんな美奈を知ってか、「大丈夫、僕がリードしてあげるから」と言っては美奈の手を優しく握るのだ。そして、隣の旦那の言うがままに部屋へと入り、服を脱がされてしまった。ブラとパンティだけになった美奈をギュッと抱き寄せては「会った時から気になってた。好きだよ」と言っては口に熱いキスをしてきた。キスをしながら手はブラのホックを器用に外しては胸をいやらしく揉みだした。若いのにかなりのテクニシャンのようなその手の動きに、美奈は思わず「はあん」と声を漏らしてしまった。

そんな美奈を隣の旦那は抱え上げ、ベッドまで運んだ。そしてベッドの上で美奈に目隠しをし、大きく股を開かれてしまった。その股を美味しそうにチュパチュパと激しく吸っては「いいよ、美味しいよ」と言う隣の旦那に、美奈の口からは「らめえ、恥ずかしい」という声が漏れてしまうのだった。

ますます隣の旦那はエスカレートし、仰向けで寝る美奈を起こし、口の中に勇ましい男性器を入れては激しく腰を振り続けた。それが終わると今度は仰向けに寝かせ、その口の中に上からまるで棒を刺すように硬い性器を入れてくるのだった。腰を器用に動かしては性器を動かすので、美奈はとても快感を覚えた。

ついつい手は自分の陰部へと伸び、一番感じる場所をいじくってはさらに快感を得るのだった。まだまだ腰を激しく振り続けるので、ますます美奈の手も激しくなる。腰を上下に動かしながら触ると、この上ない気持ち良さが全身を包む。イキそうになった瞬間、穴の中に硬いイチモツが入ってきた。そして、グイグイと奥へと入れてきては美奈の体の上に覆いかぶさり、耳を舐めまくった。

腰は上下に激しく振られ、美奈の口からは「はあん、あはあ」という喘ぎ声が漏れてしまう。若い男がこんなにも年上の女性の感じるセックスができるのに驚きつつも、その年下の男の激しいエッチに感じてしまう美奈であった。

官能小説「セフレは友達のおかあさん」

俺にはひとつ秘密がある。
それは学生時代からの友人である浩のおかあさんをセフレにしているということだ。
浩のお母さんの名前は弘子。年齢は実のところ結構若い。30代半ば――とだけ言っておこう。実際、俺ともそんなに歳は離れていない。というのも、浩の親父さんはバツイチで、弘子おかあさんと浩は要するに実際に血縁関係がないのである。

浩の家には学生のころから入りびたり状態だった。若いかーちゃんでいいなあ、とかエロい妄想をたくましくしていたりもした。その時の俺にしてみれば、友達のおかあさんだけど年上のお姉さんみたいで、ぶっちゃけ夜のオカズにしてシコりまくっていたこともあった。

そして現在――だ。
弘子と俺がセフレになったのは、半年ほど前のこと。会社帰りにビールとツマミでも買って帰ろうかとコンビニに寄ってみたところ、弘子と出会った。
再会というやつだ。社会人として一人前っぽくなって仕事が忙しくなって来たころから、浩と俺の仲も疎遠になっていた。だから、本当に久しぶりに弘子おかあさんと会った。まだ全然イケてる。

「お久しぶりですね~」

差しさわりの無い笑顔で俺は弘子に挨拶をした。
弘子も俺のことをすぐ察したらしく、すごいテンションで俺にまとわりついてくる。

「元気だった? すっごく大人っぽくなったじゃん! イケメンに成長したね!」

そうっすか?――とニヤニヤ言葉を濁しながらも、「あれ? これなんかいい感じじゃねえか?」と一瞬思った。
次の瞬間、弘子が言った言葉でその予感は確信へと変わった。

「一人で飲むの? 今日、うち、パパさんも浩もいないんだ。ねえ? キミんちに行って一緒に飲んでいい?」

上目づかいで語尾を上げるクセは昔から変わってなかった。
後から訊いたら、この時の弘子の仕草や行動はつまり、俺を誘惑していたらしい――。

部屋へ連れ込んだらこっちのもんだった。
玄関のドアを閉めた途端に弘子にキスをする。ここで拒否されたら勿論退くつもりだったが、弘子は積極的に舌を絡めてきた。

「うちのパパさんね、もうこのところ全然元気ないの。おばちゃん、キミみたいな若い男の子が欲しいよう」

なにがおばちゃんだ。色っぽい顔したまだまだ現役のオンナのくせに。
俺は悪戯っぽくズボンのジッパーを下げた。ほら。おばちゃんが欲しがってる若い男の子そのものだぜ。

「ん……おっきい……ね」

まだ半分程度にしかそそり立っていない俺自身を、弘子の舌がちろちろと愛で始めた。じゅぼりじゅるりと淫猥な音を立てながら弘子が「俺」を咥えてゆく。弘子はフェラチオしながら、しきりに「久しぶりだよう」「久しぶりだよう」と甘えた声を漏らした。俺と会ったのが久しぶりではなく、男とヤるのが久しぶりなのだ。

バスルームへ弘子を連れてゆく。はぎ取るように俺は弘子の服を脱がせた。学生のころ、妄想しまくったあの淫靡な肢体が今、目の前にあった。
弘子をバスタブに座らせる。少し濃い股間の茂みが生々しくて俺は興奮した。俺は欲望のままに弘子に命令した。

「ねえ、おばさん。俺さ、おばさんがオシッコしてるとこ見てみたいわ」
「――え。やだ。そんなの恥ずかしいよう。誰にも見せたことないんだよ?」
「じゃあ、俺をその初めてのオトコにしてよ。見せてよ」

弘子は両手でその顔を隠すように覆って恥じらいながら、バスタブに座ったまま俺の前で放尿した。薄く黄色みがかった聖水がチョロチョロとバスルームの床を流れて行く。

「……がんばったんだから、ご褒美ちょうだい?」

弘子がねだる。俺は弘子の両足を大きくM字に開脚させ、散々妄想でシコった秘所に舌をねじ込んだ。
ああんっ――と弘子が甘く喘ぐ。オシッコとは違う液体でその秘所はすでに濡れていた。俺のを咥えてた時にじゅわっと愛液を垂らしていたのだろう。
クリトリスと穴を同時に舐めるように舌を這わせてやると、弘子の身体がビクビクッと細かく痙攣した。まだイッたわけでもないだろうに、いやらしい身体だなとその時、俺は思った。

バスルームのひんやりとした床に俺は仰向けに寝た。そして弘子をいざなう。さあ、好きなように挿れていいんだぜ?
弘子は俺自身を愛おしそうに右手で持つと、自分の蜜壺にそれを当てがい、グチュグチュと壺の中をかき混ぜるようにして根元までそれを中に挿れた。
下から突き上げてやろうと考えていたが、それは不要だった。弘子が騎乗位の形のまま腰を大きく上下させ始めたからだ。
粘膜と粘膜がこすれるエロティックな音が聴こえてきた。やばい。すごく気持ちいい。

時折、下から乳房を揉むと弘子が「ああん」とこの上なくいい声で鳴く。「太いよう」「硬いよう」と悦ぶ。
弘子主導のピストンが続いて、俺は思わずイキそうになって歯噛みした。

「おねがい……弘子の中に出して……ね?」
「やだよ! 俺の言うことをこれからも聞くなら出してやってもいいけどな!」
「……キミの言う……こと……?」
「そうだよ。俺のセフレになれよ! これからも気持ちよくしてやるからよ。な?」

弘子は「いいよ」と微笑みながら言って、なお激しく上下ピストンを繰り返した。
俺は弘子の中に激しく発射した。

それ以来、俺と弘子の密会は続いている。
弘子とはセフレ以上の関係を望んではいないのだが、最近やたら甘えて来るのが少し気がかりだ。
まあ、可愛いから許してしまうんだけどな。

<終>

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