女性向け激しい官能小説「女を取り戻す午後三時」

「ああっ、あなたゴメンなさい、ゴメンなさい。はしたない妻で・・・」
里香は欲求不満だった。
女ざかりの肉体はまさに今爛熟の時だったが、里香の夫は仕事人間で彼女の欲望など気付きもしない。
それどころか女兄弟がいなかったせいか女性には性欲が薄いものと思っている節すらあった。

それでも仕事に励む夫の事を想い、彼女は夫のいない夜はベッドの中で一人自分を慰めた。最初は花芯を弄りながら浅く指を抜き差しさせるだけの可愛らしい自慰だったが、一人寝の夜が増えるにつれ彼女のオナニーはやがて道具を用いるようになっていった。
卵型のローターの振動に身体が慣れると、時には男根を模した道具をその夫以外の誰も押し入ったことのない場所へと誘い女の体の疼きをなんとか慰めていた。
それでも里香には罪悪感がまとわりついた。自分は淫乱な女なのだろうか。彼女の肉体こそ奔放な性を求めていたが精神の方は潔癖な乙女を演じたがった。

しかし彼女の懊悩はある日霧散する。
彼女はある日の真夜中にふと目を覚ました。大きなダブルベッドの端で夫の気配がする。
(ああ、帰ってきたのね・・・)
そう思いながらもう一度眠りの底に沈もうとしたとき、不穏な空気の揺れに里香の神経は覚醒を促した。
夫の呼吸が熱っぽく、荒い。こちらに背を向けたその体はよく見ると微かに揺れていて、微かに聞こえる粘着質な音は・・・。
里香の夫はオナニーをしていた。自分の妻である里香のすぐ隣で。それがはっきりと分かった途端、里香の胸を言いようのない悲しみが押し潰した。
自分はそれほどまでに魅力のない女であるのか。
毎日こんなにも切なくこの身の火照りを抱えて待っていたのに。
その時、里香ははっきり侮辱されたと感じたのだ。
そして皮肉にもその日から里香は夫への後ろめたさから解放された。

「里香さん、最近お疲れですね」
夫の従兄弟にあたるカズトが首を傾げながら優雅にコーヒーカップを置いた。
嫌味でない程度に染められた髪と同じ色の瞳が里香を見つめている。
彼は大学院に進み、今は長い春休みということもあって最近は月に二回ほど家に来ていた。料理が上手く、以前食べさせてもらったパスタは料理店顔負けの味であったことを思い出す。
「気を使ってくれてありがとう。心配しなくても大丈夫よ」
「僕にできる事なら相談に乗りますよ」
「でも、貴方には相談しても仕方ないことだと思うの」
「そんなの、言ってみなくちゃ分からない」
「・・・じゃあ、笑わないで聞いてくれる?」

一笑されて終わりだと思っていたのにカズトは里香の話を黙って聞き、真剣な顔で相槌をうった。そして聞き終わったあとコーヒーを飲み干すと唇を弓の形に歪ませた。
「なら僕と寝てみましょう」
そのべたつきもなく、しかし確かに異性の艶を感じる声に里香は目の前が眩む思いがした。

二人は一緒に風呂に入った。
カズトは里香を女王のように、深窓の姫君のように扱った。泡を滑らせ乳房を撫で、背中を這う。
しかしその最中も里香は彼の足の間で頭をもたげる肉の槍から目が離せなかった。夫のソレと明らかに違う、その剛直。それが己の中に打ち込まれる事を想像しただけで里香は濡れた。

ベッドで里香が自分から口淫を始めると更にむくむくと質量を増した。赤黒い血管に沿うように舌を這わせ、先端から滲み出した先走りを吸い上げる。カズトは堪らないように身を捩る。
「あははっ、僕も里香さんにしたいな。いいですか?」
肯くとそこからカズトの奉仕が始まった。彼の舌が指が里香の女を舐め、啜り、ねぶる。それは激しくなかったがどこまでも里香の内部を抉るように快感を齎した。
それにほとんど里香はすすり泣いた。じれったいほどの快楽に身を投じ、そして遂に感極まった里香は両手をカズトに伸ばした。
「私の中に来て・・・!」
カズトはやはり笑いながら里香を抱きしめた。

カズトに突き上げられてシーツの上をもがく様に腕を広げながら里香は自分の女が今度こそ解放され、自由になるのを感じた。カズトの肉棒が襞を抉り、搔きまわしながらもどこまでも里香を喜ばせる。自分が恐ろしいほど濡れているのを里香は最早恥じない。

この一度きりかもしれない。
だがそれでも構うまい。

頭上でカズトが里香と目が合い微笑む。そして絶頂の気配が里香の子宮の奥からこみ上げた。

女性向け官能小説「女を取り戻す午後三時」

「ああっ、あなたゴメンなさい、ゴメンなさい。はしたない妻で・・・」
里香は欲求不満だった。
女ざかりの肉体はまさに今爛熟の時だったが、里香の夫は仕事人間で彼女の欲望など気付きもしない。
それどころか女兄弟がいなかったせいか女性には性欲が薄いものと思っている節すらあった。

それでも仕事に励む夫の事を想い、彼女は夫のいない夜はベッドの中で一人自分を慰めた。最初は花芯を弄りながら浅く指を抜き差しさせるだけの可愛らしい自慰だったが、一人寝の夜が増えるにつれ彼女のオナニーはやがて道具を用いるようになっていった。
卵型のローターの振動に身体が慣れると、時には男根を模した道具をその夫以外の誰も押し入ったことのない場所へと誘い女の体の疼きをなんとか慰めていた。
それでも里香には罪悪感がまとわりついた。自分は淫乱な女なのだろうか。彼女の肉体こそ奔放な性を求めていたが精神の方は潔癖な乙女を演じたがった。

しかし彼女の懊悩はある日霧散する。
彼女はある日の真夜中にふと目を覚ました。大きなダブルベッドの端で夫の気配がする。
(ああ、帰ってきたのね・・・)
そう思いながらもう一度眠りの底に沈もうとしたとき、不穏な空気の揺れに里香の神経は覚醒を促した。
夫の呼吸が熱っぽく、荒い。こちらに背を向けたその体はよく見ると微かに揺れていて、微かに聞こえる粘着質な音は・・・。
里香の夫はオナニーをしていた。自分の妻である里香のすぐ隣で。それがはっきりと分かった途端、里香の胸を言いようのない悲しみが押し潰した。
自分はそれほどまでに魅力のない女であるのか。
毎日こんなにも切なくこの身の火照りを抱えて待っていたのに。
その時、里香ははっきり侮辱されたと感じたのだ。
そして皮肉にもその日から里香は夫への後ろめたさから解放された。

「里香さん、最近お疲れですね」
夫の従兄弟にあたるカズトが首を傾げながら優雅にコーヒーカップを置いた。
嫌味でない程度に染められた髪と同じ色の瞳が里香を見つめている。
彼は大学院に進み、今は長い春休みということもあって最近は月に二回ほど家に来ていた。料理が上手く、以前食べさせてもらったパスタは料理店顔負けの味であったことを思い出す。
「気を使ってくれてありがとう。心配しなくても大丈夫よ」
「僕にできる事なら相談に乗りますよ」
「でも、貴方には相談しても仕方ないことだと思うの」
「そんなの、言ってみなくちゃ分からない」
「・・・じゃあ、笑わないで聞いてくれる?」

一笑されて終わりだと思っていたのにカズトは里香の話を黙って聞き、真剣な顔で相槌をうった。そして聞き終わったあとコーヒーを飲み干すと唇を弓の形に歪ませた。
「なら僕と寝てみましょう」
そのべたつきもなく、しかし確かに異性の艶を感じる声に里香は目の前が眩む思いがした。

二人は一緒に風呂に入った。
カズトは里香を女王のように、深窓の姫君のように扱った。泡を滑らせ乳房を撫で、背中を這う。
しかしその最中も里香は彼の足の間で頭をもたげる肉の槍から目が離せなかった。夫のソレと明らかに違う、その剛直。それが己の中に打ち込まれる事を想像しただけで里香は濡れた。

ベッドで里香が自分から口淫を始めると更にむくむくと質量を増した。赤黒い血管に沿うように舌を這わせ、先端から滲み出した先走りを吸い上げる。カズトは堪らないように身を捩る。
「あははっ、僕も里香さんにしたいな。いいですか?」
肯くとそこからカズトの奉仕が始まった。彼の舌が指が里香の女を舐め、啜り、ねぶる。それは激しくなかったがどこまでも里香の内部を抉るように快感を齎した。
それにほとんど里香はすすり泣いた。じれったいほどの快楽に身を投じ、そして遂に感極まった里香は両手をカズトに伸ばした。
「私の中に来て・・・!」
カズトはやはり笑いながら里香を抱きしめた。

カズトに突き上げられてシーツの上をもがく様に腕を広げながら里香は自分の女が今度こそ解放され、自由になるのを感じた。カズトの肉棒が襞を抉り、搔きまわしながらもどこまでも里香を喜ばせる。自分が恐ろしいほど濡れているのを里香は最早恥じない。

この一度きりかもしれない。
だがそれでも構うまい。

頭上でカズトが里香と目が合い微笑む。そして絶頂の気配が里香の子宮の奥からこみ上げた。

無料エッチ小説「修行が足りない友の頼み」(官能もの)

冴えない顔で友達が訪ねてきました。学生時代からのつきあいで、僕のほうは20代に結婚したのに比べ、彼は40になった今もまだ、独身をとおしていました。
その彼が、僕の部屋にあがってくるなり、
「結婚するつもりなんだ」
開口一番、僕にいうのでした。
「それはおめでとう。で、いつ結婚式をあげるんだ」
「いやもう、いっしょに住んでるんだ」
「あ、そう。最近はそういうの、はやってるからな」
彼は、どこか落ち着かない様子でした。用事があるのに、きりだせないでいるような感じです。それで僕はこちらから水をむけてやりました。
「今日は何か用事で………」
「そうなんだ。きみは僕なんかとちがって、昔から女遊びは豊富だろ」
「おいおい、キッチンには妻がいるんだから」
「あっと、すまない。ほかならぬきみだから、お願いする気になったんだが………」
それから彼が、まわりくどい言い方で喋りだした話は、僕を本当に驚愕させる内容でした。
彼が好きになった女性は、なかなかの美人で、スタイルも均整がとれていて、その上セクシーだとか。最初にそれをきいたとき、なんど、もったいぶって何をいうかとおもったら、のろけかと、僕はちょっと憮然となりました。本題は、それではありませんでした。
「じつは彼女、感じないんだ」
「え」
「これまで何度となく、僕の部屋で、またホテルで、彼女を抱いたんだが、僕がなにをどうしようと、彼女はまるで丸太のようにじっと横になっているだけなんだ」
「不感症というやつか」
「彼女自身はそうじゃないとはいうんだ。それでは、こちらのやりかたが悪いのかと思いだしてからはもう、彼女にふれることもできなくなってしまった」
「それで、僕に―――」
「頼みというのは………」
それから三日後、僕は彼につれられてホテルの一室で彼女とあっていました。
友達は美人とはいいましたが、話し半分のたとえで、どうせたいしたことないだろうと考えていた僕ですが、いざ実際に本人をまのあたりにすると、それは本当にすごい美女で、本当に彼女を抱いていいのかと、いまは部屋の隅の椅子にすわっている彼の顔を窺がいましたが、彼はもう、あとはまかせたとばかり、むっつりと黙り込んでいました。
なにをどうしようとかまわない。と彼は事前に約束しました。僕は、彼女を前にして、ぞくぞくと情欲が全身に満ち渡るのを覚えました。
僕がちかよっていっても彼女は、無表情でこちらをみつめています。僕は彼女をだきよせ、キスを迫りました。彼女は抵抗なく僕にキスをゆるしました。それは相当ディープなキスでしたが、彼女はされるがままになっています。それではと僕は、彼女をベッドによこたえると、着ているものを脱がしていきました。ブラウスとスカートを脱がせ、下着一枚にさせると、胸をもみ、下腹部をなでさすりました。ふつうの女ならここで、「あー」とか「うー」とか言って、なんらかのリアクションを見せるはずです。しかし彼女は相変わらず、ぼんやりとした目で天井を見上げているだけでした。僕は彼女の下着を膝までおろし、陰毛におおわれた下腹部をだすと、さらに下着を足首までひきずりおろしました。やっている僕のほうがだんだん興奮してきて、もう自分で自分が抑えられないところまできていました。
陰毛をかきわけて、恥骨の下あたりに指をこじいれ、指先にふれた柔らかな襞のあたりを僕は、さすりはじめました。長くつづけていれば、粘り気をおびた体液がわきだすはずなのですが、井戸はいつまでも乾いたままです。僕は彼女の太腿を左右にひろげると、その中心に口をあて、舌のさきで愛撫をはじめました。彼女の下腹部から胸のあたりまでが、ぴくりとそりかえるのがわかりました。手ごたえを感じた僕は、舌の先が痛くなるのもかまわず、彼女の秘所をせっせと舐め続けました。
彼女の口からはじめて声が出たのはそのときでした。しかしまだ、確かな反応はえられません。それならと僕は、自分の鋼のように硬直した肉を、僕の唾と彼女自身の体液でまみれた襞のあいだに突き入れると、腰に力をこめて、一心不乱にそれを出し入れしはじめました。
途中で、彼女の上体をたたせた僕は、自分の膝の上に、彼女にあしをひろげさせてまたがらせると、もう一度彼女の肉の中に僕の硬直した肉を突き立てました。そしてゆっくりと彼女の体を上下にゆさぶりはじめました。

僕の硬直した肉に、彼女の一番敏感な箇所がこすれ、電気のような快感がその全身をつらぬくのが、彼女のそりかえる背中にあらわれていました。そのうち彼女は、僕の首に腕を巻き付け、じぶんから腰を上下に揺らしはじめました。そうするうちに突然、彼女の背中が、途中から折れるのではと思うほど大きくそりかえったかとおもうと、物凄い声がその口からあがり、僕の体になんども下腹部を激しく押しあててくるのでした。彼女自身、自分で自分がどうなったのかわからないようすで、うまれてはじめておぼえたすさまじい快感に体を貫かれて、最後は僕の体にかろうじてしがみつきながら、指さきを僕の背中につきたてるのでした。
部屋の隅からみていた彼が、茫然としてこちらをながめているのがわかりました。彼はおそらく、こちらがやったようなディープな舌での愛撫など、思いもよらなかったのにちがいありません。修行が足りないとはこのことです。
そんな彼を尻目に僕は、脱力したまま僕に辛うじてすかりついている彼女の中に、思う存分僕のすべてを噴き入れていたのでした。

無料官能小説「別れの最後は」

無料官能小説「別れの最後は」(激しいエロ小説)

トイレの鏡の前で今日二度目の化粧直しをする。

このファミレスは食事時は中高生や家族連れでひどく混雑するが、レストルームは広く作ってあるのだ。
照明を跳ね返す鏡に映る、完璧に化粧を直し終えた自分の顔を加奈子はしばし睨むように見つめた。
自他ともに認める童顔は化粧の力を借りてなんとか彼女を年齢相応に見せている。だが実際は二十代の折り返しを過ぎ、アラサーと呼ばれる年齢まであと二年弱だ。染めていない癖のない黒髪は肩の上に艶やかに流れている。

加奈子は今日の服装を細心の注意を払って決めた。ドレスシャツは形こそ優雅だがフリルの最低限しかついていないもの、カーディガンは大人っぽいシックなデザイン、スカート丈は膝丈の野暮ったくない長さのタイトスカートだ。アクセサリーだっていつもの彼女よりもずっと地味なピアスとネックレスだけにした。指輪は迷った末に止めた。見栄を張ったところで空しいだけだ。
「・・・勘違いさせちゃ駄目だわ。今日はデートじゃないんだし。それにアイツとはとっくの昔に終わってるんだから」
言い聞かせる鏡の中の加奈子の頬は、しかし見間違いようもなく紅潮していた。

元恋人のシンイチからの実に三年ぶりの着信に彼女の心臓は否応なく跳ねた。
聞こえてきた声はやや掠れているように思えたが、飲酒をしていたのかもしれない。
他愛もない話に興じながら鼓動の高鳴りが忌々しくもある。
「・・・また会いたいんだ」
それにそっけなく応じた自分の強がりが見透かされていないことを加奈子は祈った。

シンイチとは社会人になってから初めて付き合った恋人だった。彼は二歳年上だったが大学を中退し、売れないカメラマンをしながらふらふらと生きていた。
やさぐれているように見える外見とは裏腹に、一度懐に入ってみると思いがけないほど無防備な笑い方をする男だった。スタジオに勤めれば安定した収入を得られるが撮りたくないものを撮影するために自分のカメラはないと訥々と熱っぽい口調で語った。
それを聞きながら加奈子は自分がこの男を支え、大成させるのだと使命感に駆られていた。

終わりは呆気なかった。シンイチが浮気をしたのだ。相手は何のことはない、彼が糊口を凌ぐために時々仕事を回してもらっていたスタジオで仕事をした女性スタッフだった。
彼は頭を下げ、別れてほしいと加奈子に懇願してきた。
加奈子は捨てられたのだ。しばらくは何も手につかないほど塞ぎ込み、食欲も落ちた。
彼からプレゼントされた写真もすべて捨て、やっと傷口も完全に塞がったと思えたときのシンイチからの連絡だった。

ファミレスで落ち合ったシンイチは変わっていなかった。
寝癖のような柔らかい髪、髭の生えない顔、長い指に意外なほど美しい形をしている爪。
向かい合って話をしているうちに加奈子は自分の乳首が固く立ち上がるのが分かった。下半身の奥から温い水が僅かに下りてきて下着を湿らせる。
一通り近況を報告し、コーヒーを飲み終えたあとシンイチは加奈子の目を見ながら笑った。
「・・・今日は遅くなっても平気か?」
彼の手が伸びてきた時、加奈子は拒まず自分の手に重ねられるそれを受け入れた。

ラブホテルの部屋に入った途端、シンイチは情欲を露わにした。
強い力で抱き寄せると加奈子の唇を荒々しく奪ったのだ。
「・・・はっ、んんっ・・・あんっ!・・・」
唇を離さず加奈子の衣服をシンイチの手が剥ぎ取っていく。ブラウスの釦を外す最中にベッドに二人して倒れこんだ。
「加奈子、加奈子・・・ああ、会いたかった。お前に・・・」
「ひゃっ、あ、冷たっ・・・」
シンイチは何かを焦っているようだった。加奈子のスカートの中に手を入れると抗う隙も与えず下着を剥がしとるように脱がせる。その手の意外なほどの冷たさに加奈子が肌をあわ立たせるのに構わず、既に花蜜をこぼしている合わせ目に指を差し込み摩擦を始める。陰核の皮を剥き、親指で押し潰すように刺激されるともう堪らない。
「やっ、ああんっ・・・だ、めぇ・・っ」
拒む声は力なく、既に加奈子は完全に捕食されるのを待つメスだった。
上にずらされたブラジャーから露出した乳首を吸われながら、シンイチの指は熱い襞の中を動き回り容赦なく加奈子を追い詰める。
「あ、も、もうっイッちゃ・・・!」
高まる寸前で加奈子の中から指が引き抜かれる。一瞬の喪失感のあと、あてがわれる熱に加奈子はほとんど恐怖した。
「はあああんっ・・・!」
「加奈子、加奈子、最高、だ・・・」
ぐぽっ、ぐぽっと痛いほど張り詰めたシンイチの肉棒が律動を開始する。
容赦ないピストンにがくがくと揺さぶられながら加奈子は忘れかけていた女の快楽に咽び泣いた。
自分が潮を吹きながら喘いでいることもよく分からず二人は獣のように交わった。

翌日、加奈子は新聞でとあるニュースを目に止め凍りついた。
そこには海外の奥地で取材をしていたカメラマンの日本人男性が死亡した記事が短く出ていたのだ。
その顔写真と名前は、知りすぎるほど知っているものだった。

赤裸々な夫婦のエロ事情「芸術家の妻と僕」(激しい官能小説)

無料エッチ小説「芸術家の妻と僕」(官能小説)
A氏の個展が無事終わり、打ち上げをするというので最寄りのレストランに関係者が集った時、A氏の妻の知り合いということで、僕もいっしょに呼ばれました。A氏の妻も画家で、絵画教室で講師をしており、そこの僕は生徒で、彼女と年も近いせいかなにかと馬があい、夜教室がおわるとよく、彼女を囲んでみんなでお茶や、ときには酒をのむこともありました。
今回はじめてA氏本人を知った僕ですが、60前のナイスミドルで、個展の時女性の入場者数が多かった理由がわかるような気がします。
奥さんは20年が下で、なんでもA氏のところに弟子入りしていて、時々モデルもしたとかで、おそらくそんなことが縁でいっしょになられたのでしょう。モデルになるぐらいだから、彼女はいまでもなかなかの容姿で、背もすらりとして、それにセクシーでした。教室で、なにかのときに彼女が身を屈めたりして、スカートの中からしなやかな足がその付け根あたりまでのぞいたりするのを目にしたりすると、おもわずぞくぞくする僕でした。
A氏は、個展が成功のうちにおわり、気分もいいのかあまりのめない酒を何杯も空けて、お開きになるころにはほとんど酩酊状態になっていました。
「僕がお送りしますよ」
車なので、一滴ものんでいなかった僕は、彼女といっしょにA氏を抱えながら、車のあるガレージに向いました。
「ごめんなさいね」
「気にしなくていいですよ」
僕は彼女から教えてもらった場所まで、車を走らせました。
30分後に目的地についた時も、A氏はすっかり酔っぱらていて、僕が肩を貸して、彼女があけた家の玄関から中に、いっしょに入りこみました。
A氏を寝室に寝かしつけてから僕は、彼女がぜひにというので居間にいき、ソファに腰をおろしました。
彼女はテーブルにウィスキーとグラスを用意し、自分と僕の分をつぎました。
「車だから」
「いいじゃない、泊まっていったら」
「え、でも」
「大丈夫。主人もきっとそれをのぞんでるわ」
「そうですか」
明日は日曜だったので、僕としてもせっかく彼女とこうして二人になれたのですから、ゆっくりいっしょに飲みたい気分でした。どうせ気楽な一人暮らしですから、このまま帰って冷たい寝床に横になるのもつまらない話しです。
「ようし、のむぞ」
僕は一杯目をのみほすと、さらに2杯目を、そして3杯目を空けていきました。
それを見た彼女もまた、なかなかの飲みっぷりで、グラスを次々空けはじめ、わずかな間に二人で゛ボトル一本、空けてしまいました。
「つよいのね」
彼女はこんどはワインを用意し、二人でまたそれを空けにかかりました。
「いまでもAさんは、先生をモデルにされるのですか」
いささか酔いのまわった頭で僕は、前からききたかったことを口にしました。
「ええ、たまにね」
彼女の頬も、いつのまにかほんのり色づいていました。
「それは、ヌードですか」
「のときもあるわね」
「へえ、いいなあ。先生のヌードか、一度みてみたいもんだ」
「いつでもみせてあげるわよ」
そういうと彼女は、ブラウスの裾をもちあげて、胸の下の肌をさらけだしました。彼女もだいぶ、酔っているようです。
「どうせなら、下の方も」
僕としては冗談のつもりだったのですが、彼女は本当に薄手のスカートをつまんで、大きく上にもちあげました。しなやかなあしが太腿の付け根あたりまであらわれ、そのつけねを短く包み込む白の下着が僕の目にとびこんできました。
アルコールのせいで、彼女が自制をなくしているのはあきらかでしたが、自制をなくしているのは僕の方も同じでした。
僕は座っていたソフアからおきあがり、彼女のところにいくなり、その唇にキスすると、そのまま彼女の上に倒れ込んでいきました。
しばらくうとうとしていたもようで、目をあけると僕は、まだ彼女に顔をくっつけた状態でいました。彼女がとろんたした目をあけ、僕の口の中に舌をつきいれてきました。

僕は彼女を抱きかかえると、長椅子のほうに寝かしつけ、着ているものを脱がしにかかりました。
ブラウスのボタンを一つ外すたびに、張りのある肌がしだいにあらわれていきました。
彼女を下着一枚の状態にしてから、僕も自分の着ている物を脱ぎおえ、彼女の上から体を重ねました。
すると彼女が、僕を強くだきしめ、下腹部をすりよせてきました。
「このときわ、まってたのよ」
僕の耳もとで、そんな彼女の呟きが聞こえました。
彼女の、まるくもりあがった胸をなで、太腿をさすり、首筋を唇で愛撫するうち、彼女が身悶えしながらしきりに吐息をつきました。
僕は彼女の下着を膝までおろし、さらに足首までおろして、片足だけそれをはずすと、両足をかかえあげて胸元に押し付け、右左にひらくと、陰毛にとりまかれた下腹部をむきだしにしました。すでにそこは、僕を求めてじっとりと濡れてはじめています。
彼女は、非常に感度の高い女でした。僕のモノが挿入されると、全身の肌という肌が快楽にうちふるえ、
背筋を弓なりにそりかえらせて、彼女みずからはげしく腰を突き上げてきました。
ものすごい声をはりあげ、なんども絶頂にのほりつめては、心地よく下降するという状態を、なんども繰り返しました。
そのとき、廊下のむこうの部屋のドアが、音をたててひらきました。そこはさっき、酔ったA氏を運びこんだ部屋でした。彼女のあまりの声に、彼も気が付いた模様です。
僕は逃げる間もなく、とっさに壁とソファの間のすきまに身をすべりこませました。
A氏がちかづいてくる足音がきこえました。長椅子の上で、足をひろげてよこたわる妻の露わな姿が、その目にとらえられているはずです。
僕が恐々とした気持ちで耳を傍立てていると、衣服を脱ぎ捨てる音が聞こえたと思うと、急に長椅子が軋んでたわみました。そして激しくソファが振動しだして、そのうち彼女の上ずるような喘ぎ声がきこえてきて、また絶頂にのぼりつめる様子が、その感極まったような声音から推し量ることができました。

無料エロ小説「社長の奥方と秘密の関係」(官能小説)

「秋生ちゃん、ずいぶん遅くまで頑張っているのね」
突然声がしたので、秋生は驚いて振り返った。そこには社長の妻、れなが立っていた。シンプルな灰色のセーターに黒いスカートという出で立ちは、30歳の清楚な彼女に似合っていた。
秋生の心臓は速くなった。高校までずっと男子校で育った秋生は女性にまったく免疫がなかったし、もちろん今まで彼女がいたこともなかった。
就職活動がうまくいかず結局地元の零細企業に就職することになった彼だが、れなに初めて会った瞬間、この会社に就職してよかったと思えたのだった。つまり、秋生は恋に落ちたのだ。
「疲れたでしょ。今日はうちでご飯食べていかない?」
れなはそう言って微笑む。彼女の表情はそれだけでとても色っぽい。
「はい、ありがとうございます」
秋生はれなと目を合わせずに返事した。

社長の自宅は、職場から徒歩五分足らずの場所にあった。だから時々、秋生は社長宅の夕飯に招かれることがあった。
「今日、社長お留守なの。お得意さんの接待だって」
れなは夫のことを「社長」と呼ぶ。秋生はれなと二人きりということを知り、急に顔が火照ってきた。
社長のいない家の中は、しんと鎮まり返っている。出汁のいい匂いが漂っている。
れなに促され、二人は黙々とご飯を食べた。食事が終わると、リビングのソファでお茶を飲んだ。
れなはいつになく深刻な顔をしている。
「社長、この頃接待ばっかりで夜帰ってこないの」
「そうなんですか」
「うん。もしかしたら、浮気してるのかもね」
れなは無理に口角を上げた。でもそれは笑顔とは呼べる表情ではなかった。その哀しい顔に、秋生は胸がぎゅっと苦しくなる。
「秋生ちゃん、私と浮気する?」
れなの言葉に、秋生の心臓は爆発しそうになる。
「そんな…いけませんよ…れなさん」
れなは秋生に顔を近づける。
「私、秋生ちゃんが私のこと好きなの知ってるんだよ」
れなは秋生の手を取り、自分の胸にあてがった。
「ダメですよ…」
秋生の心は抗うが、体は言うことを聞かない。童貞の秋生は、それだけで下半身が固くそそり立ってしまう。
「可愛い」
れなは秋生にキスをした。可愛らしいキスからどんどん官能的なキスに変わってゆく。秋生はもはや、れなから逃れることができなかった。
「れなさん…」
秋生はれなの乳房を撫で回し、セーターの胸元に手を入れ直に触れた。
「焦らないで、じっくり見せてあげる」
れなはセーターを脱ぎ、それから薄ピンクのブラジャーをはずした。
初めて見る女性の乳房に、秋生はドキドキした。

「触っていいんだよ」
れなは優しく秋生を促す。最初、秋生はこわごわ乳房を揉むが、次第に手つきが大胆になっていく。秋生はれなの乳房を口に含み、夢中で舐め吸った。
「やだ、気持ちいい」
れなはため息を漏らした。
「下も脱がせていいですか」
逸る秋生はれなのスカートをまくり、パンティに手をかけた。れなのパンティは興奮でひどく濡れていた。甘酸っぱい女性の匂いが秋生の鼻孔をくすぐる。
秋生は我慢できず、ズボンを脱いで性器をむき出しにした。
「あの、挿れてもいいですか」
れなはうなずいた。秋生のペニスを握り、彼女の中へと導いてくれる。
初めて入った女性の中は、とても暖かくねっとりペニスに絡みついてきた。
「すごい…気持ちいいです…れなさん」
秋生は腰を動かし、れなの性器を堪能した。ぎこちないけれど情熱的な秋生は、れなを喜ばせた。
「さあ、今度は私が秋生ちゃんを攻める番ね」
れなは秋生を仰向けに寝かせ、天を向くペニスを女性器で呑み込んだ。れなは腰を動かし、秋生の若く硬い一物を味わった。秋生はれなの淫らな姿に一層興奮を覚え、図らずも彼女の中で発射してしまった。
「ごめんなさい…」
「謝らないで。初めてなんだから。秋生ちゃんの、すごく良かった」
れなはエロティックに微笑んだ。

「また、しようね」
帰り際、れなは秋生にそう囁いた。秋生は股間が再び疼くと同時に、言いようのない恐ろしさを感じた。おれはもう、後戻りできないところに来てしまったのだ…。

無料官能小説「美香のテレフォンセックス」(エロ小説)

「受話器の向こうの男の声で興奮する美香のテレフォンセックス」
結婚してから美香は話し相手もいない寂しい日々を過ごしていた。夫の転勤で新天地に来たのだが、なかなか近所に話せる人が少なく、どうしても家にこもりがちな日々を過ごしていたのだった。近所には年代の離れた年配の女性ばかりでなかなか話も合わない。どちらかと言えば、美香をよそよそしい目で見ては敬遠しているような感じだった。そんなだから、ますます孤独感を味わっては、1人で寂しくテレビを見ながら過ごす日々を送っていたのだった。どうしても1人ぼっちは寂しいからと、ついついテレフォンクラブへと電話をかけてしまうのだった。

テレフォンクラブなら、男性が美香をとても可愛がってくれる。話を合わせては楽しくお話までできるのだった。それに、その世界では色々な男性と出会い、ムードある時間を過ごせるのも楽しいものだった。夫にはない魅力あるダンディな男性や、可愛い声で話してくれる年下の男性まで、実に様々な男性と繋がるのだから面白い。

周りの同年代の女の子達はみな、化粧をしては素敵なファッションに身を包んでいた高校時代も、美香はとっても地味だった。化粧も合わず、ファッションも派手なものは合わない。暗めのグレーや黒っぽい服しか似合わなかったのだ。そんな美香だから、男性にモテるはずがない。

男子はみなこちらを向こうともせず、友達の裕子ばかりに声をかけた。裕子は目も大きく、胸も大きくて垢抜けていた。そんなだから、裕子はとっても男性にモテた。次から次へと彼氏を変えては私に自慢してきた。そんな裕子を見ては、自分もいつかはそんな風に男性からチヤホヤされたいと思っていたのだった。

でも、20代になってもやっぱり地味な美香は、どうしても垢抜けない。会社でも仕事が終われば帰宅するという毎日で、ランチやディナーに誘ってくれる男性など現れなかった。そんなだから、いつも美香は家にこもりがちで、ますます出会いからは遠のいていた。

「誰か素敵なシンデレラが迎えに来てくれないかなあ」と思い、ついついメルヘンチックな少女漫画の世界へと入り込んでいってしまうのだった。そんなだから、現実に男性に誘われてホテルで抱かれた時、「こんなに楽しくないんだ」と思ってしまったのである。漫画の世界では、それこそ素敵な男性が優雅に誘ってくれては美しいエッチをしているから、現実もそんなエッチをするのだと思っていたのだった。

なのに、現実に現れたのは、お腹の出っ張った汚らしいオヤジだった。背も低く、汗が顔から滴り落ちるほどの男だったのだ。そんな気持ちの悪い男に処女を奪われてしまった美香は、もう男性とエッチをするのが嫌になってしまった。清らかな男を思い描いていただけに、そのエッチは実にショックで仕方がない。

「もっと素敵な王子様と燃えるようなエッチがしてみたいな」と思っていた美香は、今の夫となる清隆に出会い、初めて「男とのエッチって良いかも」と思えるようになったのだった。清隆は背も高く、顔も良い。モテるのに、どうして地味な美香を愛してくれたのだろうと自分でも不思議だった。

結婚してから、その夫もますます忙しくなり、家に帰るのも夜遅くになっていた。そんな夫がいない間は実に長く、話し相手もいない美香にとってはやり切れない思いであった。「ああ、こんなだったら結婚なんかするんじゃなかった」と思っては、エッチな雑誌に載っていたテレフォンクラブへと電話をかけてしまうのだった。

その日も夫が出かけてからテーブルの上を綺麗にし、いつものように電話をかけた。すると、受話器の向こう側から「はあ、はあ」という荒い鼻息が聞こえてくるのだった。そして、「ねえ、履いてるパンティの色を教えてよお」と言ってくる。「えっ、赤」と言う美香に「それを脱いでさあ、中に指を入れてみてよ」と言ってくる。美香もその受話器の向こう側の男の声に成されるままとなり、パンティを脱いでしまった。「ねえ、大きく脚を広げてみてよ」と言ってくる男に美香は大きく脚を広げた。

そして、自然と自分の指が陰部を触りだしていた。「はう」といやらしい声を思わず上げてしまった美香に、「感じるんだろ」だったらさ、そこに何か入れてみてよ」と言ってくる男に「ダメ、そんなことしたら夫に怒られちゃう」と抵抗してみせた。そんな抵抗がますます男に火をつけたようで、「ふん、夫よりも俺にそのエッチな声を聞かせろよ」と言ってくる。

そんなことを言われれば言われるほど、ますます美香の手は激しくアソコを歩く擦ってしまうのだった。ソファの上にあったテレビのリモコンを思わず手に持ち、それをヌルヌルの穴の中に入れてしまった。すると「はああん」といういやらしい声がまたまた口から漏れてしまう。「もう、どうにでもしてええ」と言いながら、美香はそのリモコンを上下に何度も動かしては感じてしまった。

男は「ほら、もっと早く、もっと早く」と言いながらますます美香を煽ってくる。その声に美香は「イクう~」と声をあげてイってしまった。

その夜、美香は夫にいつも以上に甘えては激しいエッチをしてもらったのだった。

女性向け官能小説「涙の精液」(無料)

「一樹?」
一瞬そう思った。
偶然訪れた旅行先で、亡き夫に瓜二つの男性を目撃したのだ。

加奈子は、半年ほど前に最愛の夫一樹を亡くした。43歳という若さでの死に、誰もが悲しんだ。二人の間に子供はいなかったので、38歳にして加奈子は一人ぼっちになってしまった。一樹が亡くなってしばらくは、自分が夫に話した暴言や冷たい態度ばかりが思い出され、後悔と自責の念で涙を流す毎日だった。

加奈子は性に疎かった。一樹は子供を欲しがっていたが、どうしてもセックスが好きになれず、子供もいなくていいと思っていた。夫婦二人の幸せがずっと続くと思っていたのだ。だが、最愛の夫はもういない。

田舎町を離れ、隣の県の中規模都市に出かけた加奈子は、ゆっくり読書ができそうなカフェに入った。悲しみを忘れるためには、ひたすら本を読むことくらいしかできなかったからだ。

店内はランチタイムを過ぎたせいか、かなり空いており、客の姿はその男性だけだった。一樹が私の元に帰ってきてくれたのだ。そう思ってはみたものの、そんなことがあるはずもなく、加奈子はひとまず、その男性の顔が良く見える席に腰かけた。

読書どころではなかった。あれほど性に興味がもてなかったのに、セックスがしたくてたまない。彼のそそり立つものを口いっぱいに含みたい。そしてそれを私の中に入れて欲しい。そんなことばかり頭の中で考えてしまう。
こんなのは本当の私じゃない。心の中で必死に訴えている。もちろん一樹に対してだ。

しかし、加奈子は自分の下着の中がどんどん湿っていくことを感じた。自然と手が自分の股の間に伸びていく。もうすでにスカートまで湿ってしまっている。加奈子は無我夢中で湿った性器を刺激した。体がどんどん熱くなってくるのを感じる。読書はまだ3行しか進んでいない。

ふと我に返り、男性の方を見ると、加奈子の方をちらっと見ているような気がした。その日、加奈子は、短いタイトスカートを穿いていたのだが、自分で自分を愛撫しているうちに、どんどん股を広げてしまっていた。オレンジ色のパンティーはきっと深いシミで染まっているんだろう。股の間に、男性の視線を感じた加奈子は、今度は意識的に下着が見えるように股を広げた。

一樹に見てほしい。
私は今でもこんなにあなたのことを思っているのよ。その証拠にこんなに濡れてしまっているもの。お願い、私の中にあなたのあの太いものを入れて。そして思いっきり奥までついて。

加奈子は自分が今どこにいるのか分からなくなっていた。ここは夢の世界なのか、そうも思った。でも男性はずっとそこに座っている。カフェのマスターも相変わらず仕込みをしているようだ。ここは現実なのだ。現実の世界、しかも公然の場で、私は私を慰めている。

急に涙がこぼれてきた。止まらない涙だ。半年間、毎日泣いたのに、涙は枯れることをしらない。ついにそれは嗚咽となり、加奈子は本で顔を隠しうずくまってしまった。

気がつくと、私の隣に男性が腰かけていた。
「泣きたいだけ泣いたらいいですよ。落ち着いたら、なんでもお話聞きますよ。僕でよかったら」
背中にそっと手を置いてくれ、加奈子は男性の温度を感じた。そして、ついに加奈子の感情が壊れたその瞬間、「抱いて」と男に懇願していたのだ。

男の汗が、加奈子のふくよかな胸にポタポタと落ちてくる。
「もっとついて、もっと奥まで」
そう叫ぶと、男の太くて硬いものが加奈子の奥まで何度も入ってくる。
男の腰の動きでは足りず、自らも腰を動かす。シーツがひどく濡れているのが不思議と心地よく思える。男は加奈子を抱きかかえたまま立ち上がる。加奈子の性器はどんどんぐちゃぐちゃになっていく。
「お願い、後ろからもついて」
また懇願していた。
男のものがピクピクと小刻みに動くようになるのを感じ、
「中に、そのまま中にだして」
男の呼吸が荒くなるのが分かる。
「イクよ」
「いっぱいだして」
加奈子は、自分の体に出された男の精液を愛おしく思った。そして、ペニスに残っている精液を残すことなく口に含んだ。

「すごく濡れてたよ」
「うん、こんなの初めて」
「俺も、自分の精子がこんなにたくさん出るなんて思っていなったよ」
実際、男の精液は加奈子の顔やお腹に飛び散るだけ飛び散った。
「本当は中に出して欲しかったのに」
「ごめん、でも気持ち良かったよ」

二人はその日、3度のセックスをした。男は毎回大量の精液を加奈子の体に放出した。
もう何も出ないというくらいに。一方の加奈子も、シーツの大部分を濡らした。それはまるで、雨が降った後の水たまりのようだった。

その日から、1か月が経つが、加奈子にあれほどの性欲が戻ってくることはなかった。その変わり、涙を流すこともなくなった。本物の一樹ではなかったけれど、初めて一樹と心から交わった気がしたのだ。だからもう涙は出ない。あのシーツに濡れていたのは、加奈子の中に残っていた涙だったのかもしれない。

あの日、男は別れ際、加奈子にこう言った。
「実は、しばらくセックスができない体だったんだ。だから今日、久しぶりに自分のものが立派になったのを見て驚いたよ、ありがとう」

今でも加奈子は、時々あのカフェに行く。でも男性の姿を見ることはもうなかった。

官能小説「母の友人」(熟女エロ小説)

その人は僕の母の古くからの友人でした。
名前はちょっと書けないので仮にKとでもしておきましようか。
Kは、僕が小学校の時からよく母を訪ねて家まで遊びにきていました。一人息子の僕は、いつもKにかわいがられました。一度などは一緒にお風呂まではいったこともあります。もちろん子供の僕に、彼女の裸に興味などあるはずもありませんでしたが。
中学になると、僕は高校受験の勉強に追いまくられ、Kが家にきてもほとんど部屋にこもりっきりで、顔を合わすことはほとんどありませんでした。それでも、たまには気晴らしと彼女に促されて庭で、バトミントンをしたり、近くの公園まで一緒に散歩したりしました。

母の友人
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Kはいつも僕には優しく、どんなことでもいやがらずにうけいれてくれました。高校になって、僕がちょっとぐれかけたときに、母では手におえなくなってKを僕のところにつれてきました。僕はもうそのころには女の子と付き合っていて、女の肉体ことは知っていました。それでKにむかって、ひどいことを言ってしまいました。僕の前で、裸になれといったのです。僕が母親に暴力をふるうことがあったので、やめてあげてとKが頼み込んだのを受けてのことでした。
Kはしばらく沈黙してから、着ているものを脱ぎ始めました。びっくりしたのは僕のほうでした。まさか本当に脱ぐとはおもってもいなかったのです。Kが本気で僕のことを思ってくれているとわかり、僕はやめてくれと叫んいました。彼女はほとんど全裸に近い姿になっていました。最後の下着に手をかけて、膝の上までそれを脱ぎかけたとき、彼女の動きはとまりました。その瞬間僕は、さらけだされた彼女の胸を、下腹部を、そして陰毛のからみつくVゾーンを、鮮明にまのあたりにしたのでした。
僕が非行にはしらずにすんだのは、Kのおかげだったことはまちがいありません。
僕はいつしか、Kが好きになっている自分に気がつきました。大学にもうかり、高校最後の春休みのとき僕は、彼女と丘の頂にあがり、思い切って気持ちをうちあけました。
「僕は、おばさんのことが、いつも頭にうかぶんだ。ふりはらっても、ふりはらっても、おばさんの顔がよみがえってきちゃうんだ。おかしくなってしまいそうだ」
Kは、なにもいわずに僕をながめていました。おもえば僕がまだ小さい頃からずっとこの目が僕の方にむけられていたような気がしました。深く、深く、心の奥底まてのぞきこむようなそのまなざしが……。
「こちらにきなさい」
彼女は言いました。その声の威厳にみちた響きに、僕は逆らえず歩きだしていました。ひっぱたかれるのではと言う予感が、ちらと頭をよぎりましたが、とにかく僕は、彼女のすぐまえまでちかづいていました。
Kは大きく腕をひろげて、僕をだきしめてくれました。気が付いたら、彼女の唇が僕の唇に押し付けられていました。
それから何年もたってから、そのときのことをおもいだすたびに僕は、いまでも言いしれない幸福感がこみあげてくるのを感じました。彼女とは、それを最後に、あうこともなくなりました。彼女は母親とは、それ以後外で会うようになり、その回数も年毎にへっていきました。
僕にはあの時のキスで、Kへのおもいを完全に断ち切ることができたようです。
あのキスがなかったら、いつまでも彼女のことを、うじうじと思いつづけていたにちがいありません。Kには何もかもが分かっていたのでしょう。僕はそして、彼女もまた、僕に対して愛情をいだいていたのだということを、あの時のキスをおもいだすたびに、いまでは確信するようになっていました。

無料エッチ小説「今日お願い。が合図」(エロ小説)

私の隣の家には、リサという幼馴染がいる。小・中・高と同じ学校に通っていたが、大学は別々の道に進んだ。お互い実家住まいという事で、顔を会わせることが多かった。ある日私とリサの親同士が一緒に旅行に行く事になった。私もリサも留守番を任され、私はゆっくりとリビングでくつろいでいるとインターフォンがなった。玄関のドアを開けるとリサだった。暇だから遊びにきたらしい。リビングで一緒にテレビゲームをしていると、ふとリサが悩みを打ち明けてきた。それは大学生になってもまだ男性との経験がないとの事だった。それを聞き私はドキッとした。なぜなら私も女性の経験がまだないからだ。リサは大学に入ったら花のキャンパスライフを満喫しとっとと初体験を済ませる予定だったが思っていたより地味に大学生活をおくっていると言っていた。私と全く同じことを考えていたんだ。私はリサにまだ童貞だという事を隠し、「俺としてみる。」と聞いてみた。リサは小さくうなずいた。私は童貞がばれない様に焦る気持ちを必死で押し殺しながら、ゆっくりとキスをした。リサの唇はとても柔らかく、思わず下唇を噛んだ。「ん・・。」少し痛そうな顔をしていたが、何事もなかったかのように舌を入れた。リサの口の中はとても暖かく舌がとろけていきそうだ。服の上から胸を触りながら徐々に服を脱がせていく。AVで勉強していたかいがあり、スムーズにお互い全裸になった。リサはこんなに胸が大きかったのか。私はリサの裸なんて想像すらしたことがなかった。私は溢れ出る興奮に身を任せ真っ白な裸に飛び込んだ。吸い付くようにいろいろな所にキスをした。ところどころ赤くなっていた。私は上半身を責めていたのだが興奮のあまり無意識に腰が動き、リサの太ももにアソコが擦られていた。丁寧に太ももなどの下半身を責めた後、コンドームを装着した瞬間に射精してしまった。無意識に擦れていたアソコがもう限界だったらしい。私はアソコが復活するまで何事もなかったように愛撫を再開した。若いからかすぐに勃起した。再度コンドームを着け、リサとゆっくりと交わった。とても痛そうにしている。一度射精しているからか、初めてだけど私は落ち着いていた。ゆっくりと腰を動かすが、彼女の険しい顔は変わらなかった。私は我慢が出来なくなり、少し激しく腰を動かし射精した。リサは徐々に痛みが無くなってきていたとの事だった。それから私とリサは猿のように求めた。いろいろなプレイも行った。リサが「今日お願い。」と言うとその日はセックスした。「今日お願い。」はセックスをする合図になっていた。大学卒業するまでこの関係は続き、お互い彼氏、彼女ができても関係が終わることはなかった。大学卒業後私は、地元の市役所に就職した。リサはある企業に就職したが他県に配属先が決まり、離れ離れになった。しばらくしてリサは配属先の同僚と結婚したそうだ。10年後、私は未だ独身でいる。私はコンビニへ行こうと家を出ると、隣の家に子供を連れた女性がいた。リサだった。子供と実家に遊びに来たらしい。他愛もない話をして別れる間際に彼女から、「今日お願い。」と言われた。私は薄ら笑いを浮かべながら自分の部屋に戻った。