激しい官能小説「ヒモとキャリアの断ち切れぬ快楽。」

「そんなこと言わないで!お願いだから、別れるなんて言わないで」「正巳の為にも、あたしの為にも、もう別れた方がいいんだよ。一緒にいるのはお互いの為に良くない」「俺は別れられないよ....俺には希美しかいないんだよ...」
日夜、マンションの一室で繰り広げられる2人の男女の喧嘩。もうこのような言い合いを何度したのだろうか。

特にこれといった夢も希望もなくフリーターとして日々を過ごす正巳は、職を転々と渡り歩いていた。「今月も生活が苦しいな・・・どうしよう」そんなことは日常茶飯事。些細なイザコザから実家を出て、一人暮らしをしながら自分なりに足元を固めようと思いながらも、24歳にして就職をする気もなくアルバイトで食いつないでいた。
当然のように正巳は派遣にもお世話になる日々。仕事の紹介も多く、派遣先には困らないのだが、仕事が合わないと思うとすぐに辞め、人間関係でも癇癪持ちな性質からトラブルを起こすことも稀ではなかった。
行き場のない苦しみや生き辛い現実から、正巳は快楽を求めるようになる。苦しみから逃れる為に、オナニーを辞められない毎日とお金もないのに風俗を渡り歩く日々。性依存に陥りながらも、正巳の生活はどんどんと荒んでいく一方だった。
散々迷惑をかけている派遣会社から、またも仕事の依頼が来る。乗り気でない心情を堪え「生きていかなきゃ...」と正巳は派遣先へ行きます。
そこには、いかにもプライドが高くキツイ印象のキャリアウーマンが仕事の指揮を執っていた。30歳の彼女は、やたらと正巳の事を気にかけました。「大丈夫?しっかりしてね」と肩や背中をポンと押してくる日々の中、正巳は彼女の指示のもとで仕事をしていたのです。
全てにおいてどうしようもない正巳に対し、「良かったらウチに来れば?」と希美が誘ってくるようになるまでは意外に時間はかかりませんでした。

「はぁ..きもちいい」「もっと激しく突いて、奥まで激しく」「そのHな指であたしの中を掻きまわして」「希美の中がいちばんいいよ、もう離れられない…」「希美が他の男に狙われないように俺のなまぐさい精液で存分に汚してあげるからね」
同棲を始めベッドの中で、こんな会話をすることにもそんなに時間はかからず2人とも快楽に堕ちていくのです。
ますます性依存がひどくなる正巳は、仕事も辞め、希美のヒモになってしまいます。
「希美も俺のペニスがいちばん良いと思うでしょ?俺のペニスがなきゃ生きられないカラダにしてあげるね」と朝から晩まで膣中を肉棒でグチュグチュと掻きまわしてくる正巳の存在に、希美の健全な精神と積み重ねてきたはずのキャリアは次第に崩壊させられていきます。
「正巳...もうあたしと別れて。今日が最後のHにしよ...」そうベッドの中で言ってくる希美。「どうして?こんなに尽くしてきたのに。そんなこと言ってても、愛液でこんなに濡れてるよ。希美だって俺のペニスが欲しいんでしょ?これからもずっと奥まで入ってて欲しいでしょ?俺のカラダをギュッと抱きしめておもいきり潮吹きたいでしょ?ねぇ?」

「辞められないけど...もう辞めたいよ、正巳と別れるしかない..」「そんなこと交わってる時に言わないでよ。こんなにも希美の中でペニスを締め上げてるよ。カラダが喜んでるじゃないか!ほら、聞こえる?このペニスのガマン汁と愛液がクチュクチュと淫らに絡み合う音が。聞けば聞くほど興奮するでしょ?こんなに求めあってるのに離れられないよ。離れられるワケないじゃん。。。はぁ。。はぁ。。」希美の下のオクチじゃなきゃダメなんだよ...ペニスを温かく包み込んでくれるこの感じと、ちょうどいい上付きな角度。吸い上げる中の圧力。すべて希美じゃなきゃダメなんだよ。。はぁはぁ」「あたしのオマンコがそんなに..はぁ..気持ちいいの?」「希美のオマンコじゃなきゃこんな快楽は味わえないよ...あっ、ごめん..もうイッちゃう!」「うれしぃ。。。あたしもイキそう...ん~イクっ!」
ドクンドクンと脈打つペニス、濃厚な精液が彼女の中をいっぱいに満たす。イキ果てた正巳を希美は、そっと優しく抱きしめる。「捨てないでよ...お願い、ずっと希美の傍にいさせて...希美のオマンコを掻きまわすのは俺のペニスだけでいさせて。。」「はぁ。。なんか変なこと言ってごめんね。これからもあたしのオマンコは正巳だけのものだから..いっぱいいっぱい気もちよくなろうね。。。」
そんな会話を繰り返し、2人の性器は激しく、いやらしく毎夜のように混ざり合うのでした。

朝起きると、夜のことなんてなかったかのように、「正巳、仕事行ってくるね!仕事はちゃんと探すんだよ!」「うん、行ってらっしゃい!あっ少しお金置いてって~」と、交わされる2人の会話。快楽に溺れる2人は、お互いの関係を断ち切りたくても、結局断ち切れないまま、今夜もお互いを生きるエキスとして求め続けるのでした。