「S嬢に拾われた一羽のウサギ」ソフトM男向け官能小説

テーブルに置いた携帯が一瞬震え、俺はどきりとした。画面を見るとそこには「新着メッセージ1件 真子様」と表示されていた。高鳴る気持ちを抑え今日はいつもより少し早いな、と思いつつ俺はジャケットの袖に手を通した。
俺とこの人の関係は、表向きには店員と客である。俺はバニーカフェの新米アルバイターだった。大学の学費を稼ぐために、夜はそこで働いている。バニーカフェと聞くと今流行りのウサギでも飼ってる喫茶店なのかと思うだろうが、それは違う。店員の男子がバニー服を着て客と歌ったり踊ったりする、更には場合によってはそれ以上のこともしてしまうような如何わしい店だ。
先程のメッセージの女性、真子様は俺の一番のお得意様だった。俺を一目見てからというもの、彼女はずっと俺を指名してくれた。指名料だって安いものじゃない。まだ20代前半にしか見えない真面目な人だと言うのに、あの店でどれだけお金を使ったのだろう。

真子様とは東京の某駅で待ち合わせして、いつものようにホテルに向かった。店の外で客と個人的に会うことは、基本的にはNGだった。だがこうしてボーイを何回も指名し続け一定額以上売上に貢献すると、VIP会員に昇格する。するとその指名した相手とは目立たないように会ってもいいことになっている。
「ずっと待ってたんです。今日は仕事休みだって言ってたから、真子様から連絡が来るの」
「あははっ。そこら辺にいる人にはわからないでしょうね。私と君がどういう関係かなんて」
意地悪そうに真子様が横目で見てくる。俺はこの、何か楽しそうに悪戯でも企んでいるような目が苦手だった。人の目があるというのに、先日の行為を思い出してズボンの中心が膨らむのがわかった。
ホテルに着いたら、俺は鞄から予備用の制服を取り出す。身体のラインがわかるキツめのレオタードに編みのパンスト、袖なしの燕尾服のような形をしたアウター、そして特徴的なウサ耳……これが店の制服だった。
俺が影で着替えをしている間、真子様は既に薄着になってソファで脚を組んでいた。剥き出しになったその白く柔らかい脚で、何度俺は優しく虐げられたことか。
「真子様、お待たせしました」
頭から足の爪先まで舐めるように凝視され、顔が火照るのを感じた。着慣れた制服だというのに店外のこの状況にはミスマッチで、それが余計羞恥心を掻き立てる。
「君にはやっぱりその服が似合ってるね。さっきの服……いつもああいうの着て大学行ってるの?」
「はい」
「へえ、どこにでもいそうな普通の男の子なのにね。それが二人きりだと、こんなにやらしくなっちゃうんだ」
真子様が少し背伸びをして、俺の頬を撫でてくる。Sっ気を感じさせる、微笑んでいるのにどこか冷たい目だった。
「ここ、もう膨らんでる。服の上からでも形が浮かび上がっちゃってるね」
愉快そうに笑うと、膨らみに指を沿わせてきた。薄いレオタードは指の刺激をほぼそのまま受け止め、俺は情けない声を漏らしてしまった。
「今何日目かな?」
「はい……一週間です」
「それまで一滴も出さなかったんだ。頑張ったね。じゃあ今日はご褒美をあげる」
言って、今度は尻を撫で回し始めた。レオタードに包まれた尻はアウターの切れ込みのおかげで、すぐに触れてしまう。双丘を撫でた後、指が割れ目に沿って前後した。敏感な部分を触られ、むずむずする感覚に襲われる。
「早速ジャケットを脱いでくれる? そしてここに仰向けになって」
真子様は珍しく、ベッドの自分の隣のスペースを示した。床に寝かされたことしかなかったので、この時は特にビックリした。
「いいんですか、真子様のお隣なんて」
「私の気分のいいうちに来た方がいいと思うけど?」
寝そべった身体の上に、彼女は馬乗りになった。ちらりと見えた下着に一瞬にして目を奪われ、股間は更に高ぶってしまった。
「そう言えば君、女の子と何の経験もないんだっけ」
俺は頷いた。かっこいいと言われたことはあってもインドア派で奥手なのが災いして、異性経験どころか彼女と言える人さえまともにできたことがなかった。
「顔は悪くないのにね。じゃあこの身体は、こういうことも知らないんだ」
言って身体の位置を下の方にずらすと、腰を押し付けるように前後に揺らす。その割れ目の下には、怒張しきった俺の性器があった。柔らかく温かいものに間接的にではあるが包まれ、鈍い刺激に襲われた。
「だめっ、だめです、真子様っ……! そこ、そんなにしたら」
「へえ、これだけでも感じるの」
「あ……あ、真子様のあそこ……気持ちいい」
「足とどっちがいい? ほら」
爪先で袋を撫でられた後、堅い所を足の裏でしごく。向い合う形でしたものだから、短いスカートの中も丸見えだった。レース付きの白い下着が目に眩しかった。
「足もっ……いいです!」
「どちらか選ばないとだめ。選んだ方で絞り取ってあげるから」
「そんなっ、じゃあ……是非おまんこで……お願いします」
「素直なのは好き。せっかくだから下着脱いじゃおうかな」
真子様はスルッと下着を下ろすと、最初に俺の顔に跨ってきた。無毛でまだ小さい陰唇のそこは、見かけによらず女の匂いを漂わせていた。
その匂いを嗅いだだけで、俺は早くも射精しそうになっていた。ゆっくりと腰を前後に動かす度に、くちゅ、くちゅと粘性の水音が発生した。
「次はこっちだね。遠慮しないで出していいよ」
再度俺のものの上に跨ると、また腰を揺らす。レオタード越しでは女性の感触は不完全で、この時ばかりは薄布を呪わざるを得なかった。
それでも俺は最高に高ぶっていた。先程顔に擦り付けられた淫水の匂いが残っていたし、彼女は俺に見えるようにわざとスカートをたくし上げていた。
最高に上り詰めた俺は、大切な真子様でさえもがむしゃらに犯したい気持ちになっていた。それと同時に、一方的にこうして責められる快感も何物にも替え難かった。
俺の妄想は、そうしたサディズムとマゾヒズムの両方を行ったり来たりしていた。
その時、股間に今までよりも強い体重がかけられた。更にはっきりと、彼女の性器の感覚を意識できる。目を瞑り前後の摩擦の快感に身を委ねた所で、俺は溜まりに溜まった精液を吐き出した。濃縮された精液は股間をぐしょぐしょに濡らし、レオタードの表面にも白い大きな染みを作っていた。
「わあ、凄い匂いと量。服からも染み出して私のここも汚れちゃったね」
意地悪に言うと、彼女はあそこを指で広げて見せつけてきた。そこはもう濡れそぼっていて、その液体は愛液なのか精液なのかもわからない。そして真っ先に目についた、赤くぷっくりと勃起したクリトリスが印象的だった。
「あ……ごめんなさい真子様……。凄く気持ち良くてつい」
「隅々まで舐めて掃除してくれる? こんなんじゃとても帰れない」
俺は言われるがままに、自分が汚してしまった性器に口を付けた。達したばかりとは言え、間近で見る女性器に興奮しないわけがなかった。クンニをしている間にまた俺のものは赤く膨れ上がっていた。
「相変わらず変態なんだね。可愛がる甲斐があるよ」
そう言って見下ろす彼女の眼差しは妖艶で、俺の心を射抜くには十分過ぎる鋭さがあった。

「憧れだった同級生に介抱された後は自宅で…」

女性向け官能小説~
私は私大に通うごく普通の女子大生。大学と自宅の往復の毎日を送っている私だったけれど、この頃ゼミでよく顔を合わせている一人の男子生徒が気になるようになっていた。同じクラスで、譲治という名前だった。彼とは地元が近いということで、入学当初から意気投合している。
彼とはゲームの趣味が合うので、その話をすることが多かった。それと研究室が同じだったので、たまに一緒に帰る程度。
彼の話はとてもおもしろいし、ノリもいい。かと言ってチャラいわけではなく、言い回しには哲学的なセンスを感じさえする。
そんな彼の顔は所謂イケメンで、女ウケも良さそうに見える。性格も朗らかで、笑顔がよく似合っていた。背も高く身体は均整が取れており、痩せてはいても胸板等ががっしりしていることが服の上からでもわかる。
これだけモテ要素がありながらも、彼に女の噂が立ったことはなかった。見た感じ恋愛よりも友情を取りそうだったし、事実彼は男友達とゲームばかりして遊んでいるらしい。
私は彼をちょっと好きになっていたけれど、この想いが報われるのはいつなんだろうなとぼんやりと思って日々を過ごしていた。

季節の変わり目が、私の身体に悪戯をしたらしい。なんとか登校はできたものの、体調が悪くて早退する日も度々出てきてしまった。
この日も私は医務室のベッドで一人、膚の中に流れる自分の静かな血液の音に耳を傾けていた。
その時ドアをノックし、誰かが入ってきた。微かな話し声が聞こえ、ゆっくりとカーテンが開けられた後であの人が入ってきた。
「大丈夫、ゆうりちゃん。貧血で倒れかけたって聞いたよ。そんなに具合悪いなら……俺今日の授業終わったからこれから一緒に帰ろう」
彼はそう言ってくれたものの、心配をかけるのも悪いと思い言葉に詰まってしまった。
「顔真っ青じゃん。そんな状態の女の子、一人で帰すわけにはいかないよ」
私は彼の言葉に甘え、一緒に帰ることにした。
差し出された腕にしがみつくようにして歩き、電車に乗ってからはきっと、彼に寄り添うように眠った。
「ごめんね……わざわざ二駅も先のこっちまで付きあわせちゃって」
電車を降りて私は、すぐ隣を歩く彼にそう言った。
「全然気にならないよ。それより、なんか身体弱いよね。この所不調っぽいし」
「まあ、普通よりは軟弱だよねえ。特に日差しが強い時なんてすぐクラクラするから」
「気の毒だなあ。何かあったら、こうやって俺を頼っていいよ。ゆうりちゃんだったら別に……構わないから」
突然予想もしていなかった甘いことを言われ、私はどきりとした。彼も言ってから気づいたのか、少し顔が赤くなっている気がする。
「ありがと、譲治くん」
私も気の利いたことが言えればよかったのだけど、不意をつかれた今ではこれが限界だった。

他愛もない話をしているうちに、私の家に到着した。一軒家だけど両親が海外出張中で私しか住んでいないこの家は、外から見ても静かだった。
「送ってくれてありがとう。そうだ、お礼にあげたいものあるから、外で待たせるのも悪いしちょっと中に入ってくれる?」
好きな人に優しくされて、気分が舞い上がっていた。彼は最初こそ遠慮したものの、言われるままに少しぎこちなさそうに門をくぐった。
家に上がった彼はどことなくそわそわし、お茶の用意をしている私をちらちら盗み見たりしていた。
「やっぱり、ゆうりちゃんってお嬢様なんだ。俺こんな凄い家に招待されたことないよ」
「くつろいでいってね。お茶菓子とか足りなかったらもっとあるから」
それから彼と数十分会話をし、一段落ついたところで私の部屋を見せることになった。彼とは趣味も合っているから、オススメの本かゲームがあれば貸してあげようと思ったのだ。
「綺麗だね。これが女の子の部屋か」
部屋に入るなり、彼はそう言った。
「そういえば前あのゲーム気になるって言ってたよね。なんだっけ」
「あのさ、ゆうりちゃん……」
「えっ、なに?」
「俺、ずっと言えなかったけど……好きなんだ。ゆうりちゃんのこと」
いきなり告白されびっくりしていると、彼が続けた。
「初めて話した時から気になってて、たまに今日みたいに頼ってくれてさ。なんだろ……もっと甘えてほしいって思ったんだ。俺で良ければ付き合ってくれないかな」
告白が夢のようで、私は頭の中で彼の言葉を繰り返した。そしてこれが夢ではなく現実だと再確認する。
「嬉しい、私も譲治くんのこと、好きだったんだよ」
想いが報われた彼はいつもの明るい表情に戻った。勢い良く抱き締め、目を見合わせた後唇を押し付けられた。
触れるだけの優しいキスだったけど、その時間はとても長かった。
ずっと上を向いていたのでふらつくと、彼の脚ともつれ合ってそのまま二人でベッドの上に倒れた。
まるで押し倒したかのような体勢に、彼の顔はみるみる赤くなった。密着した身体の一部分が特に固くなっているのが分かった。
「ゆうりちゃん柔らかくて気持ちいい。それにいい匂いもする」
彼の鼻が髪、首筋、そして耳に当たる。恥ずかしくて拒否しようとしても、とても私の力では彼に敵わなかった。
「もっと嗅いでいいかな」
もう抗うことはできず、胸や腹、足を嗅がれても抵抗はできなかった。
「ここは……どんな匂いだろう」
割れ目を下着の上から何度もなぞられ、高い声を出してしまう。嗅がれている最中も蹂躙されたそこは、既に粘液で滑ってしまっていた。
「いやっ、譲治くん」
「下着の上からでもわかるくらい濡れてるよ。直接触ったらどんな感じなんだろうね」
「やっ、やだ……」
嫌と言うものの、私は本心では期待していた。でも本能のままに求めていたら、彼から軽蔑されそうな気がしていた。
「優しく撫でるから大丈夫だよ」
下着の中にするりと手が入り込み、割れ目を往復した。温かい粘液が指を包み込む。そして割れ目の中に入り込んだ指は、膨らんだ肉芽を捉えた。
愛液をつけてそこを触れるか触れないかの具合で撫でられただけで、私の身体はびくりびくりと跳ね上がってしまう。
息が上がり、上せたような感覚に身体が支配されていく。
「気持ちいい?」
頭を撫でながらそう聞く彼の声に、私は素直に答えた。
「きもちい……」
彼はそれが嬉しかったようで、クリを飽きもせず何十分もこね回し続けた。そして好意はエスカレートしていき、遂には下着も剥かれてしまった。
「ツルツルしてると思ったら無毛なんだ。子供のみたいで可愛いね。……舐めちゃおうかな」
「やだぁっ、恥ずかしいよ! シャワーも浴びてないのに」
身体をくねらせて抵抗しても、彼には全く効果がなかった。
割れ目を左右に広げると、上の突起を集中的に舌で責める。下から上に向かって何度もなぞり上げられ、私ももう限界だった。
ちゅっと音を立てて連続して吸われた途端、私は嬌声を上げてイッてしまった。
「俺のでこんなに感じてくれたんだ……嬉しい」
「譲治くんにイくとこ……見られちゃった……」
「凄く可愛かったよ。これからももっと見せてほしい。いい……?」
私は頷くと、彼の背中に手を回した。

女性向け官能小説「二人きりの実験室」

それは、ごくありふれたことかも知れません。高校生の私は化学の先生が好きで、勉強も先生に逢いたくて質問を作るために頑張っています。動機は不純でも、先生への想いはどうしようもなかったのです。先生はいつも化学準備室にいて、先生の机には奥さんと幼いお子さんが写った写真が飾られていました。幼い頃から父親のいない私は、家族を大切に思う先生に惹かれました。そして、化学の質問へ行けば真剣に指導してくださる先生の人柄に尊敬もしています。周りの友人や他の先生方に気持ちを気づかれそうになりながらも、何とか誤魔化して先生の元へ行く日が増えていきました。先生のいる化学準備室は隣が化学実験室で、準備室は明るいのですが、実験室はカーテンを二重にすればとても暗くなります。

30代女性への高額アルバイト情報~アダルトライブチャットジョブネット

ある日の放課後、別のクラスが翌日に行う実験のために準備している先生の元へ来てしまい、せめて準備のお手伝いをさせていただくことになりました。先生は例えどんなに忙しくても、指導を疎かにしたことがなく、これくらいはしなければ申し訳ないと思いました。しかし、実験室は暗くてフラスコを落として指をケガする始末、かえって先生にご迷惑をかけてしまいました。先生は嫌な顔ひとつせず、手当てをしてくださいました。放課後に静かで暗い実験室に先生と私だけ、少し意識してしまいました。心の中で、どうか意識していることが先生に伝わりませんように、と祈りながら手当てを受けました。先生の触れていた手が、私の指先から手首へ移り、そのまま暫く時間が流れました。私は頭も体も動けない状態になっていました。「先生…?」声にすることもできません。先生は、「なぜ、逃げないの?」と尋ねてきました。私はどう答えていいかわかりません、先生が何を言ってるのか…本当は…「気づいていたんだろ?君を特別に思っている。」心のどこかで、やはりという気持ちもありました。なぜなら授業中、机間巡視の時に私には、「わかる?」「できてるね。次も解いていいよ。」など、ちょっとした言葉ですが声をよくかけられていました。家族を大切にしている先生が好きなのに、先生が私の手を掴んだまま…何か喋って空気を変えたいけど、もう遅い…先生は左腕を私の頭の後ろへ回し、ゆっくりと床へ倒しました。唇が触れあう瞬間、私は顔をそらしましたが、逃げられません。先生は右手で制服のボタンをはずし、唇に触れていた先生が首や胸元へ…「ダメッ…!」そう言いながら先生を全く突き飛ばせないまま体の至る場所へキスされ、抵抗できなくなっていました。「これだけは、他の奴に教わるな…」制服の隙間からブラを外され、下着を脱がされました。「ああ…」先生の舌は私の濡れた部分をなぞり、両腕を伸ばして私の乳房を弄りました。先生は唇で包みこんで吸ったり、舌で回すように触れて、愛液が流れ落ちていきました。抑えたくても呼吸が乱れ、先生のその行為が続いた後、体が宙に浮いたように感じ、濡れた部分がトクントクンと脈を打ち続けていました。「まさか、これ…」涙が浮かびました。悲しいわけではありません、きっと初めてのことにどうしていいかわからなかったのかも知れません。そして、先生の一部が私の中へ入ってきました。「イヤ…!」何の抵抗もなく先生を受け入れる自分の体が淫らで、それが全て先生に伝わっていることが恥ずかしくて気を失いそうでした。「…初めて…なのに…」初めてはとても痛いと噂で聞いてはいましたが、痛いだけじゃなかった…先生に抱きしめられながら体の中では先生を締め付けていました。「先生、こわいよ!やめて…」どうなるのか知らない私は逃げたくなりましたが「まだ最後まで教えていない。」と言われ、体が先生の声や言葉に反応することが不思議でした。そして、それは表現のしようがないくらい気持ちよく、されるがままに声をあげていました。その声に合わせるかのように先生の行為も激しくなっていきました。「あ…ああ!」実験室の机に手を伸ばして、先生から逃げようとしましたが、そのまま両手を机につかされて先生は私の背後から激しく腰を突いてきます。生まれて初めて大好きな先生に全てを見られ、どんな反応をするか知られ、そして先生がどう反応するかも知りました。先生が怖いと思ったのは、いつもの化学の先生ではなく、一人の男性だと思い知らされたからです。広い机に仰向けに寝かされ、両足を広げられて先生の一部が貫いてきました。さっき感じたような脈が、体のもっと奥で感じ始めました。先生がどんな風に動いているかもわかります。だんだん先生の動きは早くなって、声が抑えられなくなってきました。「中で出すよ…」そのまま、先生は私の中で…。卒業式、私は先生にプロポーズされました。写真の女性は先生のお姉さん、そして一緒にいる子はお姉さんのお子さんでした。お姉さんのご主人が撮影されたそうです。先生はいろんな意味でわるい人…と思いました。

「ノンケの僕を手篭めにした幼なじみ」女性向けBL官能小説

*女性向けBL(ボーイズラブ)官能小説

 幼なじみの切羽詰まったような表情を、僕は今日、初めて見た気がした。
 学校帰りのことである。最近できたばかりの彼女と一緒に下校してきた僕は、「また明日」と言って彼女と別れ、帰路についた。まだ手をつなぐくらいしかしたことのないストイックな僕たちを、友人たちは揶揄いまじりに囃し立ててくる。だけど僕としてはそれでよかった。ストイックがいけない、なんて法律はどこにもない。お互いそんな雰囲気になったときに少しずつ触れ合っていければ。――僕と彼女はそんな風に考えていた。
 あと少しで家に着く。そう思ってふと顔を上げたとき、玄関前に寄りかかりながら、腕を組んで立っている「彼」に気が付いた。
「よぉ」
 幼なじみは僕に気付くと、顔だけを上げて挨拶をした。「久しぶり」僕はにこりと微笑い、片手を上げる。
「どうしたの?」
「……いや」
 彼は、男の僕から見てもハッとするほどきれいな顔立ちをしている。切れ長の双眸は僕にはない男らしさを兼ね備えていて、つい、年下だということを忘れてしまう。昔はよく「お兄ちゃん」と言って僕の後をついてまわってきたものだけれど、いつの間にかぐんぐん成長して、身長もあっという間に追いぬかれてしまった。彼の家族はみんな背が高いから、あの高身長は血によるものなのだろう。分かっていても悔しいものがある。
 うちに来ないか、と彼が言ったのは、僕が彼の目の前まで来たちょうどそのときだった。彼の家はここから五分ほど歩いたところにある。断る理由はなく、久し振りに家を訪れた。
 そこで冒頭に戻る。部屋に入ったところで腕を引っ張られ、ベッドに投げ出されてしまったのだ。何かを言うより先に男が伸し掛かってきて、「さっきのやつは何だ」と凄むように言った。
「さっき?」
「テメエがさっき連れてたやつだ」
 彼女のことだ。
 帰る途中に僕らのことを見かけた彼は、ずっと離れたところから見ていたのだという。学校が違うのだから知らなかったとしても不思議ではない。「お前は俺のじゃなかったのか」と言う彼に、僕は呆れて溜め息をつく。
「いつの話だよ」
「幼稚園。お前、俺の嫁になってもいいって言ってたじゃねえか」
 「お兄ちゃん」と言いながら僕に懐いていた幼い頃の彼が、何度も繰り返し言っていた。「おれ、おまえの“ダンナさま”になるから。ぜったいほかのヤツにうわきしちゃダメだぞ」
 当時は、そんなことを言う彼をかわいく思ったものだった。僕は女の子じゃないから無理なんだよ、と教えていれば、こんな風に歪むことはなかったのかもしれない。こんな風に切羽詰まった顔で僕を押し倒して、苦しそうに想いを吐露する幼なじみの顔を見ることはなかったのかもしれない。今さら「無理なんだよ」と教えたところできっと伝わらないのだろう。なぜなら、彼自身そんなことはとっくに分かっているからだ。世の中の常識がそれを許さないということも。だけどかつての自分はそれを教えず、「うんうん」と笑顔で頷いてしまった。それを鵜呑みにした彼は、それだけを支えにしてきた。否定するということは、彼にとって裏切りにも等しい行為にちがいない。
 だからこそ、僕は彼の手が肌を這うことを許した。せめてもの償い。そして、大切なかわいい幼なじみを裏切れないという、良心の呵責のために。
 男が男に抱かれる世界があることを知っていても、自らそこに足を踏み入れることになろうとは誰も思わないだろう。僕だってそうだ。考えたことすらなかった。他人の重みを全身に感じながら、不意に思ったことを口にする。
「ッ、気持ち悪く、ないの」
 制服の釦を一つひとつ外されて、首筋に顔を埋めた彼の清涼なシャンプーの匂いにくらくらしそうになりながら、濡れた感触に微かに身震いをする。「気持ち悪かったら初めからこんなことしねえよ」と尤もな応えが返ってきた。指先が、襯衣の下に隠れていた胸の飾りをきゅっと摘む。
「んぁッ」
 驚いて出た声に慌てて口を塞ぐ。彼はくつくつと笑いながら、「好きか」と言った。

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「これ。女じゃなくてもいいんだな」
「ち、ちがッ」
「違わなくねえだろ」
 摘まれたところはまだ柔らかかった。だけど唾液をたっぷり含ませた舌が、母親の乳を求めるみたいにべたべたになるまで舐め回し始めると、段々と固く、尖っていくのを感じる。吸われ、噛まれ、転がされて……。「乳首とれちゃう」なんて言葉をAV以外で、しかも自分の口から言うことになるなんて、それこそ思いもよらなかった。
 だけどもっと信じられなかったのは、そんなことを繰り返されるうちに下肢が確かな熱を持ち始めたことだった。不条理な熱。膝頭を擦り合わせていることに気付いた彼が強引に足を開いて身体を割り入れる。そうして触れた身体の中心が悦楽に濡れていることに気付き、笑みを浮かべた。
 それは意地の悪い笑みというより、どこか安堵にも見えた。気のせいだろうか。口でいろいろ言いながら、実は彼も不安だったのかもしれない。一人よがりな行為ほど虚しいものはない。そうではない事実が、肩肘張った彼の行為を緩やかにほぐしていった。
「びっくりした?」
 散々乳首を弄られ、喘がされたが、そんなのは微塵も感じさせない意地の悪い声が出たと自分でも思う。相手を嘲笑うような、そんな声。
「君がこうしたんだよ」
「……ふん、違ェねえ」
 脱がされるスラックス。下着の中から顔を出したそれはいっちょ前に勃ち上がり、先端から透明な液体を滲ませていた。半端に皮をかぶった状態で、少し頼りない。「かわいい」という言葉にムッとしたが、幼なじみのそれを見たら文句なんて言えなかった。身長に比例する法則でもあるのか、と思うような逞しさ。男としての自尊心を傷付けられる。先端はすっかり飛び出して、筋張って、なんだかグロテスクにも思える。こんなもの、入るわけない。
「……なぁ」
「なに?」
 男の大きな手が二つの性器を軽く握るように持ち、ゆるゆると擦り合わせるように腰を動かし始めた。自分で扱くのとも違う、今まで感じたこともないような感覚が下肢を襲う。粘液が空気を巻き込んではじける粘着質な音が、耳をふさぎたくなるほど鮮烈に鼓膜を揺さぶる。その刺激に陶然としながら彼を見上げると、今度は意地悪ばかりを顔いっぱいに刻み込んだような笑みを浮かべて、
「非処女の彼氏に処女奪われる女って、どんな気分なんだろうな」
「――ッ」
 僕は目をいっぱいに見開いて幼なじみを凝視した。
 本来なら人に見せる場所ですらないところに、二人分の体液でどろどろになった手を躊躇いもなく持っていく彼。そこにある思惑に気が付いたところでもはやどうすることもできない。僕の性格を熟知している彼を前に、打てる手など初めから用意されていなかったのだ。
 やはり幼い頃から教えておくべきだった。いや、今日の行為を初めから全力で食い止めるべきだった。
 ああ、さよなら僕の青春。
 僕は真面目すぎる自分の性格を呪いながら、幼なじみに処女を捧げた。

Mっぽい女性向け「合唱指導の先生の自宅でDVD鑑賞のつもりが⁉」

一年ほど前、幸子は地域のコーラスサークルに入りました。
40歳を過ぎて子育ても一段落し、自分の時間に余裕ができた今、昔好きだったコーラスをもう一度初めてみようとおもったのです。
そのサークルにはすぐに馴染めました。他の団員さんもみんな親しみやすく、合唱指導の先生も気さくな方でした。
幸子は毎週末の練習日がとても楽しみになっていました。
いつも発声練習から始まり、その日の初見曲を軽く練習、その後に発表会に向けた曲の練習が主な流れです。
1時間半ほどの練習ですが、いつもあっという間に過ぎてしまいます。帰りには自然と練習曲を鼻歌で歌っているほど楽しい時間でした。
また、もう一つの楽しみが、月に一回程度で開催される練習後のメンバーとの飲み会でした。
“開催される”とは言っても、いつもその場にいる人達で何となく『飲みに行こうか。』となるのですが。

その日の練習後も数人で飲みに行く事になりました。
幸子は居酒屋の一番奥の席に座り、その横に合唱指導の先生が座りました。
幸子は真横に座る先生が“かなり密着して座っているな…”とは思ったものの、飲み会の席だという事もあり、それよりも雰囲気は楽しかったので、時間が経つにつれてそれほど気にしなくなっていました。
先生と話していると、幸子と先生の家がとても近い事がわかりました。
家の最寄り駅は同じで、先生と幸子の家は徒歩で15分ほど。普段利用しているスーパーも同じでよく利用するコンビニも同じ。そんな話で先生と幸子は盛り上がりました。
それを見ていた幸子の前に座っていた男性が、『じゃあ、これからは先生の面倒は幸子さんにお願いしようかな?』と言い出しました。
どういう事かと思えば、先生は酔うとフラフラになり、飲み会後は心配するコーラス団のメンバーが最寄り駅まで送って行く事もよくあるとの事でした。
『なんだ、そんな事ですか。ご近所さんなので、私で良ければいつでもお送りしますよ!』と幸子は明るく答えました。
その日の帰り、早速幸子は先生を送って行く事に。
よろけながら歩く先生の体重を全身で受け止めながら、そして幸子の方にかけた先生の手が、胸にくるのを時々軽くよけながら、幸子は先生を自宅まで送りました。
家の前で『じゃあ、お疲れさまでした!』と帰ろうとすると、『僕の大好きなDVDがあるんだけど観て行かない?』と誘われました。
『いや、こんな夜にご迷惑ですから。』と一回は断りましたが、あまりにも『でも、いい曲があるんだよ!君に是非聴かせたい!』とあまりに誘うので、幸子は断りきれませんでした。
『お邪魔します…』と部屋に入ると、そこはがらんとした家具が少なめの殺風景な部屋。
『あの、奥様は?』と幸子が聞くと先生は、『僕は独身だよ!奥さんなんていないよ!』と言いました。
幸子はその時初めて“こんな夜に独身男性の部屋に二人っきり…”とハッとしまいたが、今更急に帰るのも失礼かと思い、DVDだけ観てすぐに帰る事にしました。
案内されたリビングでソファーに座り、『ちょっと待ってて!』と先生がつけたのはアダルトビデオ。
複数の男女が激しく絡み合うシーンがそこに映っています。
幸子が何と言っていいかわからずにいると先生は、『いつも一人でこんなものを観てるとなんだか悶々としてきちゃってね…』と、いきなり幸子をソファーに押し倒してきました。

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『あっ、イヤ…やめてください…』そう言っても先生は素早く自分のズボンのベルトを外し、幸子の両手首を縛りました。
『イヤ…イヤ…』そう言って抵抗をしてみても、旦那との生活では縛られる経験をしたことがない幸子。
それだけでも変な気分になってしまいます。縛られた手首の窮屈さが何だか心地よく感じてしまいます。幸子の体はぴくぴくと敏感に反応していました。
先生も酔っていても幸子の体が敏感に反応しているのはわかります。徐に幸子の下着をずらし、恥ずかしい部分の毛並みを舌で撫で、色っぽくうねる幸子の体を見て楽しんでいました。そして先生の手が幸子のブラジャーの中にすべり込むとその指は豆粒をつまんで遊びます。
『イヤです…やめてください…あっ…イヤ…』
そう言う幸子の言葉は、甘く嫌らしく、先生の耳に入ってきています。
『我慢しなくてもいいよ。声、思いっきり出しても、この部屋は防音してるから。』先生にそう言われると、どこか自分を押さえつけてた蓋が外れたのか、幸子は思いっきり『あーっ…イヤ…』と喘ぎ声を上げていました。
先生もこういった事をするのはいつ振りなのか。
久しぶりにパンパンに張って固くなった自分の大切なものが幸子の中で何度も何度もはじけていました。
ヒクヒクとした幸子の中に先生のミルクが放たれるのも時間はかかりませんでした。

その後も幸子は相変わらずコーラスサークルを続けています。
終末は幸子の楽しみの時間の一つです。
しかしもう一つ、飲み会以外の練習後の楽しみも増えてしまいました。
もちろん、その事は幸子の家族には秘密です。

官能小説「寝室のほの暗い灯りに揺れ動く母の影」

「寝室のほの暗い灯りに揺れ動く母の影」

これまでの長いあいだ、僕は母に面倒をみてもらい、小さいころには体を洗ってもらい、食事を口に運んでもらい、また排便の世話までしてもらったのです。
いまその母が全裸となって、僕と体を重ね合っていました。
僕は自分で自分のしていることが、なにかファンタシーの中の出来事のように思え、まったくといっていいほど現実感がありませんでした。
母をこの手で抱く。僕と母は今、その一線をこえようとしていました。
父に捨てられ、それでも気丈にふるまい、僕や姉の前ではこれまでどおりの優しくて思いやりのある母でした。
僕があの雨のふる一夜に、母の寝室からこぼれでたあの声さえきいていなければ、こういうことにはなっていなかったことでしょう。いや、また別の形で二人は、道ならぬ恋におちていたような気がします。母と僕は、そんな運命にあったのです。
母はあのとき、その全裸を隠すこともしないで、僕の目をひたとみすえ、あとはあなた次第とつぶやきかけました。
僕には拒否する選択肢もあったのです。拒否すべきだったのでしょう。しかし、それは僕にはできませんでした。僕には同じ大学に通う彼女がいました。これまで何度も肉体関係を繰り返していました。彼女の体をひろげ、体毛におおわれた秘所をみたとききまって、母のそれを思い描く僕でした。僕は彼女の肉体をつかって、そのときから母と交わっていたのです。

いまその母の体を目の当たりにした僕に、どうして母を拒むことなどできるでしょうか。
母はひとり、自分で慰めていたことがかわると僕は、これまで以上に母のことがかわいそうでならなくなりました。これを恋といってはいけないのでしょうか。
僕は母の肩にてをあてながら、廊下の突当りにある寝室に向いました。
スタンドの、赤茶けた明かりにみちた部屋には、広いベッドが横たわっていました。母はこの上で、自分を慰めていた………。今度は僕がなぐさめてあげる。そう思うことによって、僕は肉親を抱くというタブーから目をつぶることにしました。
僕は、パジャマを脱ぎにかかりました。シャツも脱ぎ、最後のトランクスもぬいだとき、はじめて背筋にゾクゾクした戦慄がはしりぬけました。彼女をはじめて抱いた時とは比較にならない衝撃に僕は、しばらく身震いがとまりませんでした。罪の意識は、それを破る者に言いしれない快感をもたらすのかもしれません。
僕が全裸になるのを、母は横になってながめていました。手が、僕の腕にさわりました。その手が膝の上にまでのびてきて、しばらく皮膚の感触を味わうかのようにおなじところをなでさすっていました。
僕は、母の上に身体を重ね合わせました。ここにきてもまだ、心の奥底ては、いけないと叫ぶ自分がいました。僕はかまわず母の唇に自分の唇を重ね合わせ、おもいきって舌を母親の舌までのばしました。母もそれにこたえるように舌をからませてきました。
豊かな胸が僕の体におしつけられて膨らむのが感じられ、下のほうでは、Vゾーンの窪みを覆うふさふさした体毛を感じていました。僕はこのまま母の中に入っていきたい衝動に強くかられましたが、それでは母が傷つくとおもい、股の間にのばした指で、やわらかな場所を愛撫し始めまると母が、ゾクリと肩をふるわしました。
それからも僕は、母の肉体をくまなく愛撫しつづけ、指で口でまた舌と、あらゆる器官を駆使して母の体をほぐしていきました。その間母もまた、僕の肉体をおなじように手と口と舌で愛撫をつづけ、お互いの体はすっかりできあがり、あとはまじわるだけの状態になっていました。
「だめだ、できない」
僕はじぶんの、ふどふとと屹立した肉をみながら、激しく首をふりました。
「どうしたの」
母が訝し気に僕をながめました。足を大きくひらき、陰毛の絡みつく秘所を僕のまえに完全にさらけだして、僕がそこにつきいってくるのをまちかまえていた母でした。
母は当惑しながらも、さらに股をひろけ、自分の手で秘所を両側から大きくひらいてみせました。スタンドの明かりにその襞と襞にはさまれた切れ目が、僕の目にあゆしく口をひらくのがわかりました。
「できない、母さん。僕には母さんの体にはいることはできない!」
こみ上げる欲情はいまにも身を燃やさんばかりに激しいものでしたが、それよりもはるかに強い力が僕をがっしりとらえて離しませんでした。それが何かを言葉で説明することはできませんが、あえてたとえるなら僕の中にながれる血だったのかもしれません。
「むりしなくていいのよ」
母親は、僕の中でおこっているはげしい葛藤を見抜いたかのように、言いました。そしてしずかに足をとじようとするのを、僕はおもわず、
「待って、母さん」
いいながら、僕は自分の硬直した肉をにぎると、けん命にさすりはじめました。
「なにを………」
母親にはすぐに僕の行動が理解できたようです。それはさっき、ひとりでいるとき自分自身がやっていたことでした。
母はふと腿を拡げに拡げて、僕のからだにすりつけるようにしました。陰毛が、恥骨が、そして襞にはさまれた裂け目がふれるたびに僕の肌はなまぬるい体液でぬれるのがわかりました。
これ以上ないというぐらい太く硬直した肉に、僕が渾身の力をこめてさすりあげた瞬間、僕から
噴き出した白濁した粘液が、彼女の股間に飛び散り、数滴が切れ目の中にも飛び込んでいきました。
僕が大きな声をあげたとき、母親もまた声をあげ、背をそりかえらせてイクのがわかりました。いまはじめて母の指が、自分自身の秘所に当てられていたのがわかったのは、その時のことでした。

官能小説「寝室のドアが開いて」(母と息子)

「寝室のドアが開いて」

父が女を作って家をでてからは、家には母と姉と僕の3人が暮らすようになりました。
母は、しばらくはショックのようでしたが、それもひと月余りの間だけで、いまはもとの落ち着いた、僕たちにはこのうえなく優しい母親にもどっていました。
若い頃はミス・なんとかに選ばれるほどの容姿は、いまでは小じわが少しは増えたとはいえまだまだ瑞々しさを保っていました。体つきも、胸は大きく、腰も大きく張り出していて、細いだけが取り柄の姉なんかよりずっとセクシーに映りました。けれど父とちがい母は、けっして他の男性に心をよせるようなこともなく、部屋で一人執筆の仕事に没頭していました。
大学生の僕にも、女のことは少しはわかるつもりでいます。母は性愛の処理はどうするのか、息子がそんなこと心配してもしようがないのですが、父にボロ布のように見捨てられた母に同情を禁じ得ない僕には、やはり気になるところでした。時はちょうど夏休みで、家に入る機会も多く、会社員の姉と違って僕は、母と二人でいる時間が有り余るほどあったのでした。
「母さん、ちょっといい?」
言いながら僕は、書棚を背にして書き物をする母親の部屋に入っていきました。
「かまわないわよ」
母が、姉よりも僕をよくかわいがってくれるのをいいことに、僕はたびたびこの部屋に入り込むのでした。
冷房の嫌いな母は、窓を開けはなしにして庭から入り込む風で涼をとっていましたが、それでも今日のような猛暑には、とてもそんなものでしのげるものではありませんでした。
見ると、母は上はシャツ姿で、下は驚いたことに水着、それもビキニをはいていて、裸のふと腿が机の下で組み合わされています。
「この恰好がいちばん仕事がしやすいの」
母は僕をみて笑った拍子に、胸がそりかえり、シャツの下が大きくもりあがりました。そんな母親を見て僕は、またしても性の処理のことを思いました。これもまた息子が言うようなことではありませんが、母はほとんど毎日のように父を求めていたようです。夜中などに、夫婦の寝室のある一階から階段越しに、母の声が筒抜けにきこえてきたことは、一度や二度ではありません。姉は存外平気でしたが、僕なんかはあれを聞くと試験勉強も手につかないありさまでした。その喘ぎとも、鳴き声ともつかないうわずるような声音が僕に、今その声を出している母の姿をいやでも想像させるのでした。声には抑揚がつき、次第にそれが高まってきて、最高潮に達してやがて途絶えたとき、僕は思い切り耳をとざしていました。
あるいは、そんな母だったからこそ、父は引いて行ったのかもしれません。女のあまりに激しい情愛を前にして、男は逆に冷えていくものだぐらいは僕にもわずかな経験からわかっていました。

今、書斎の中で近眼用眼鏡をかけてパソコンにむかう母は、理知的で、非常に落ち着いてみえ、とてもそんな女性には見えないのですが、女というものがいかに豹変するかもまた、わずかな女性遍歴で僕にもわかっていました。
「ねえ」
ふいに母が僕をみました。
「なんだい」
「あなた彼女いるの?」
「急になにをいいだすんだ。そんなのいるわけないじゃないか」
とっさに僕は嘘をついていました。肉体をゆるしあった同じ大学に通う彼女がいたのです。
「そうなの。だけど、もうあなたも立派な男性なんだから、精力をもてあますんじゃない」
おどろきました。僕と同じことを母も思っていたのです。
「母さんだって」
つい言ってから僕は、あわてて手で口をふさぎました。
母はだまって、切れ長の奥二重の目で、僕をじっとみつめました。息子の僕でさえ、おもわずぞくっとするような、妖艶さを帯びた凄いまなざしでした。
それっきり、どちらも黙り込んでしまったので、僕は頃合いをみて部屋から出て行きました。
その夜は雨がふり、おそくまで書斎にこもっていた母がいつ寝室に入ったかはわかりませんでした。
僕は階段をおりてトイレで用をすませから、しばらく一階にいました。昼間の母とのやりとりをおもいだしているうちに目がさえてきて、眠れそうもありませんでした。
洗面台の横にあるソファに座り、背後の窓をうつ雨音になにげなく耳をかたむけていたとき、ふいに廊下から女の、あの時にたてる声が聞こえました。最初は、猫かなにかと思った僕ですが、それからも二度ばかりつづけて聞こえたそれは、まぎれもなく母の口から出たものにまちがいなさそうです。
一瞬、母が男を連れ込んでいるのかと思った僕ですが、すぐに首をふってその考えを打ち消しました。母にかぎってそんなことをするとは考えられないし、仮にそうだとしても、まちがっても僕たちのいる家を使うことはないはずでした。
僕が当惑しているとき、母の部屋のドアがあき、身に何もまとってない母が姿わあらわしました。
とっさに後ろのカーテンをひっぱったものの、すでに母にまともにみられたあとでは、時すでに遅しでした。
母はだまってこちらにちかづいてきました。僕はこのときになって母が、シャワーを浴びにやってきたことを察していました。一人で慰めて濡れた股間を洗い落としに………。
「母さん」
僕の声はふるえていました。
母は一言も発することなく、僕の前まできて、耳もとで囁きました。
「これからどうするかは、あなた次第よ」
僕は、雨の中に拡散する庭の外灯の光に、幻影のように浮かびあがる母の体をまのあたりにして、正直に抱いてみたくなりました。

官能小説「男に監禁された女子大生」

「……ここ、どこ?」
女子大生の理沙が目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋だった。
コンクリートで覆われた部屋は4畳ほどで窓はない。蛍光灯がチカチカ点滅している。

理沙は座っていた椅子から立ち上がろうとして。
「え、なに」
手足が鎖で拘束されていて立ち上がることはできないことに気づく。
力を目一杯入れても、拘束は解けそうにない。

得たいの知れぬ場所と、拘束されているという現状に理沙は震え上がった。

監禁女子大生
監禁された女子大生Click

コンコン。

扉を叩く音。
理沙はバッと扉の方へ顔を向けた。

ノックをして部屋に入ってきたのはひとりの男だった。
男は理沙を一瞥すると薄く笑い言った。

「ようこそ。私の部屋へ」

「あの、ここどこなんですか? それとこの拘束を外して下さい!」

「狭い部屋で申し訳ないね」

男は理沙の声など聞こえていないように言う。

「早く拘束を外してよ‼」

理沙が尚も食い下がると男は。

「うるせぇぞ」

ドンと壁を叩き、ドスのきいた声で理沙を睨む。

理沙はそれにビクッとなり身を縮ませる。

「言われずとも外してやるさ」

男はそう言うと、理沙の拘束を外した。
拘束は外れたものの、理沙は男が怖くて動けずにいた。

「そう怖がるなよ。言うことを聞いたら、ここから出してやる」

「……何を言う気なの?」

理沙は嫌な予感に背筋がゾッとした。

「簡単なことだ。服を脱いでそこに四つん這いになれ」

「!? そんなこと、できるわけが……」

「やれ」

男の手にはスタンガンがあった。バチバチと電流が走る音がする。

スタンガンを見せられ、理沙はしぶしぶ服を脱ぐ。
下着姿だけになった理沙は四つん這いになろうとしたが、男の声に遮られる。

「下着も脱げ」

「そんな……!? いくらなんでもそれは」

男の要求に理沙は反論する。
男はそんな理沙の髪を強引に自分の方へ引っ張った。

「いたっ……!!」

「お前、自分がどんな状況か分かってんのか」

「すいません、謝ります、だから離して、離してください……!!」

懇願する理沙を男は壁へ投げつける。

「さっさと脱げ」

理沙は痛みと恐怖に耐えながら、下着を脱ぎ捨て男の前で四つん這いになる。

「やればできるじゃないか。そうやって言うことを聞いてれば、早くお前を解放させてやるぞ」

「ぐっ」

「返事はどうした? 嬉しくないのか」

「は……はい! 嬉しいです!! ありがとうございます!!」

「返事が小さいぞ」

言って男は理沙の尻を力強く蹴りつけた。

「ひぃぃい 許して、下さい……」

「許してほしけりゃ、身体で償わないとなあ」

「ぇ……。そんな、の……いや」

理沙の嘆きは男に届くはずもなく、身体を密着させてくる。

「ぁあっ」

男の手が理沙の身体を這う。理沙の艶かしい肌を男の無骨な手がなめ回す。

「わがままな娘にはお仕置きが必要だ」

男の手の動きは次第に強まる。それに伴い、理沙の身体も反応を強めていく。

「やだっ……。こんな、こんなことで感じるなんて……っ」

理沙の意思を無視して身体は火照っていく。

「お仕置きされて嬉しそうに感じてるなんてとんだ変態娘だな、お前は」

「か、感じてなんか……い、ない、ぁんっ」

「そら、そんな変態娘にプレゼントだ」

男は自身の肉棒を理沙の恥部にあてがう。

「!? そ、それは、やめてっ……!」

理沙の懇願むなしく男の肉棒が理沙を貫く。

「ぁあぁああっ。やだ、そんな……!」

そして男は己の欲望のままに腰を動かす。

「ぁんあっ…ぅん…イヤな、のに、ぁっ、感じちゃう……!?」

ピストン運動は激しさを増していく。それは理沙をメチャクチャにするのに十分だった。

「ぁあぁあんイク、イっちゃう!! 無理やりイかされちゃうよぉ!!」

男の肉棒から白濁液が吐き出されると同時、理沙の身体は上下に激しく痙攣する。

「はぁはぁはぁ……イっちゃった……」

理沙は冷たいコンクリートの床にぐったりと脱力し、うわ言のように言う。
そんな理沙に男は声を投げ掛ける。

「お仕置きされてイっちゃうなんて、本当に変態だな」

屈辱的なことを言われた理沙だが、返答する体力は残っていない。

「俺はそんなお前が気に入ったよ」

理沙はぼんやりとしながら、男の声を聞く。

「だからお前を俺の物にしてやる」

理沙は絶望の中意識を失った。

激しい官能小説「ヒモとキャリアの断ち切れぬ快楽。」

「そんなこと言わないで!お願いだから、別れるなんて言わないで」「正巳の為にも、あたしの為にも、もう別れた方がいいんだよ。一緒にいるのはお互いの為に良くない」「俺は別れられないよ....俺には希美しかいないんだよ...」
日夜、マンションの一室で繰り広げられる2人の男女の喧嘩。もうこのような言い合いを何度したのだろうか。

特にこれといった夢も希望もなくフリーターとして日々を過ごす正巳は、職を転々と渡り歩いていた。「今月も生活が苦しいな・・・どうしよう」そんなことは日常茶飯事。些細なイザコザから実家を出て、一人暮らしをしながら自分なりに足元を固めようと思いながらも、24歳にして就職をする気もなくアルバイトで食いつないでいた。
当然のように正巳は派遣にもお世話になる日々。仕事の紹介も多く、派遣先には困らないのだが、仕事が合わないと思うとすぐに辞め、人間関係でも癇癪持ちな性質からトラブルを起こすことも稀ではなかった。
行き場のない苦しみや生き辛い現実から、正巳は快楽を求めるようになる。苦しみから逃れる為に、オナニーを辞められない毎日とお金もないのに風俗を渡り歩く日々。性依存に陥りながらも、正巳の生活はどんどんと荒んでいく一方だった。
散々迷惑をかけている派遣会社から、またも仕事の依頼が来る。乗り気でない心情を堪え「生きていかなきゃ...」と正巳は派遣先へ行きます。
そこには、いかにもプライドが高くキツイ印象のキャリアウーマンが仕事の指揮を執っていた。30歳の彼女は、やたらと正巳の事を気にかけました。「大丈夫?しっかりしてね」と肩や背中をポンと押してくる日々の中、正巳は彼女の指示のもとで仕事をしていたのです。
全てにおいてどうしようもない正巳に対し、「良かったらウチに来れば?」と希美が誘ってくるようになるまでは意外に時間はかかりませんでした。

「はぁ..きもちいい」「もっと激しく突いて、奥まで激しく」「そのHな指であたしの中を掻きまわして」「希美の中がいちばんいいよ、もう離れられない…」「希美が他の男に狙われないように俺のなまぐさい精液で存分に汚してあげるからね」
同棲を始めベッドの中で、こんな会話をすることにもそんなに時間はかからず2人とも快楽に堕ちていくのです。
ますます性依存がひどくなる正巳は、仕事も辞め、希美のヒモになってしまいます。
「希美も俺のペニスがいちばん良いと思うでしょ?俺のペニスがなきゃ生きられないカラダにしてあげるね」と朝から晩まで膣中を肉棒でグチュグチュと掻きまわしてくる正巳の存在に、希美の健全な精神と積み重ねてきたはずのキャリアは次第に崩壊させられていきます。
「正巳...もうあたしと別れて。今日が最後のHにしよ...」そうベッドの中で言ってくる希美。「どうして?こんなに尽くしてきたのに。そんなこと言ってても、愛液でこんなに濡れてるよ。希美だって俺のペニスが欲しいんでしょ?これからもずっと奥まで入ってて欲しいでしょ?俺のカラダをギュッと抱きしめておもいきり潮吹きたいでしょ?ねぇ?」

「辞められないけど...もう辞めたいよ、正巳と別れるしかない..」「そんなこと交わってる時に言わないでよ。こんなにも希美の中でペニスを締め上げてるよ。カラダが喜んでるじゃないか!ほら、聞こえる?このペニスのガマン汁と愛液がクチュクチュと淫らに絡み合う音が。聞けば聞くほど興奮するでしょ?こんなに求めあってるのに離れられないよ。離れられるワケないじゃん。。。はぁ。。はぁ。。」希美の下のオクチじゃなきゃダメなんだよ...ペニスを温かく包み込んでくれるこの感じと、ちょうどいい上付きな角度。吸い上げる中の圧力。すべて希美じゃなきゃダメなんだよ。。はぁはぁ」「あたしのオマンコがそんなに..はぁ..気持ちいいの?」「希美のオマンコじゃなきゃこんな快楽は味わえないよ...あっ、ごめん..もうイッちゃう!」「うれしぃ。。。あたしもイキそう...ん~イクっ!」
ドクンドクンと脈打つペニス、濃厚な精液が彼女の中をいっぱいに満たす。イキ果てた正巳を希美は、そっと優しく抱きしめる。「捨てないでよ...お願い、ずっと希美の傍にいさせて...希美のオマンコを掻きまわすのは俺のペニスだけでいさせて。。」「はぁ。。なんか変なこと言ってごめんね。これからもあたしのオマンコは正巳だけのものだから..いっぱいいっぱい気もちよくなろうね。。。」
そんな会話を繰り返し、2人の性器は激しく、いやらしく毎夜のように混ざり合うのでした。

朝起きると、夜のことなんてなかったかのように、「正巳、仕事行ってくるね!仕事はちゃんと探すんだよ!」「うん、行ってらっしゃい!あっ少しお金置いてって~」と、交わされる2人の会話。快楽に溺れる2人は、お互いの関係を断ち切りたくても、結局断ち切れないまま、今夜もお互いを生きるエキスとして求め続けるのでした。

官能小説「兄妹ごっこ」

「兄妹ごっこ」

「勉強教えてくれたっていいじゃん!」
受話器に向かって声を荒げる弥生。今度こそはと本気だった。本気で電話の向こうの彼に想いを伝えたかった。
「いーけどさ…めんど」
「めんどいとか言わない!傷心の妹の手伝いとかしてくれない訳?」
溜息をつく彼、敬の言葉を遮ったが、弥生は敬の実妹ではない。所謂、妹分というヤツである。弥生の元カレは敬のネット友達であり、同じチャットで話をしていた弥生は元カレとも敬とも仲良くなったわけだったのだが、元カレは「タバコ吸ってんの学校にバレて停学くらった」とかで音信不通。敬も連絡が付かず、ネット仲間たちが下した判断は「ヤリ捨て」。弥生にとって初カレだった故に傷心は事実であり、敬も少なからず責任を感じていた。弥生にその男を勧めてしまったという点において…。
「…わかった。いいよ。」
観念したように敬が言ったのを聞き届けると、嬉しそうに礼を言って弥生は電話を切った。弥生が敬に惹かれたのは、失恋した時に誰よりも親身になってくれたからだ。実兄がいない弥生にとって敬は本当のお兄ちゃんのようにも感じられた。それ以上に好きという気持ちが大きくなっていたのだった。今度こそ告白…いや、もっと大胆に…。決意を込めてその日を指折り待った。
日曜日、電車を乗り継いで敬に会いに行く弥生。駅に降り立ち敬に電話をすれば目の前に現れる。一定の距離を置いてついていき、たどり着いた先は大きなマンション。敬に言われるがままに部屋に上がり、鞄の中から大嫌いな数学を取り出して机に乗せた所で
「お願いします。」
弥生は敬に深々と頭を下げた。「おお…。」と、ヤル気の感じられない声が返ってきたが弥生は気にしなかった。あくまでも目的は告白なのだ。シャーペンを握ると黙々と問題を片付けていく。
それからどのくらい経っただろうか。1時間は余裕で越えているだろう。なんせ、弥生は問題の前で唸り声を上げたまま固まっているし、教える方の敬は眠そうにあくびをしているのだから…。
「弥生ちゃん、どこわかんねーの?」
「黙ってて。もうちょっとなんだから…。」
「俺、いる意味なくね?」
「んなことないよ。答え合わせに敬ちゃん必要なんだもん。」
弥生も敬もムスッとした顔で弥生は参考書、敬は弥生を見つめた。しばしの沈黙。
「休憩にしなよ。」
敬が弥生の頭を撫でた。撫でられた弥生は驚いた顔で一瞬敬と目を合わせるも、恥ずかしかったのかすぐに目を伏せた。それでも言われるままにシャーペンを机の上に転がすと、隣に座っていた敬に身体を寄せ始める弥生。
「どした?甘えたいとかそんなんか?受け付けてねぇ。」
「うっさい。休憩だもん。」
けらけらからかう敬だったが弥生を突き放したりはしなかった。そっと抱きしめまた髪を梳く。敬にしがみついた弥生が顔を上げ敬の唇を奪った。遠慮がちに舌を絡めれば敬も応戦してくる。
「好き?ちゅー…。」
「…好き。」
「あそ。」
にやりと笑った敬が舌先を甘噛みしながら、弥生の歯列をゆっくりと舌先でなぞってくる。服の上から胸の膨らみを揉まれ、吐息が漏れた。
「これ以上はヤバそうなんですけど…。」
引こうとする敬を逃がすまいと弥生は敬のパンツの上から敬自身を触った。すでに隆起しているそれを丁寧に撫で上げる。弥生の胸を弄っていた敬の手が頂を転がしはじめるも、その手が離れた。口ではやめろと言っていた敬も最早何も言わずに感じ入っているようだった。敬がベルトを外して、肉棒を露にする。
「弥生ちゃん、舐めて。」
掠れる声に欲情する弥生。小さな口を精一杯開けて肉棒を含む。喉の奥までいっぱいに咥えこみながら、どうにか上下運動を繰り返す。水音が響く中、敬が弥生の下着の上から割れ目を探る。下着の上からでもわかる濡れた感触に
「ヤラシイ。」
敬がからかいの声を上げるが、弥生を煽ってさらに蜜が溢れるのを手助けしただけだった。弥生の下着が意味をなさなくなってから、敬がクロッチ部分をずらして蜜口に指を突き立てた。くぐもった声を上げる弥生にお構いなく、ゆるゆると入り口を刺激する。ゆっくりと蜜壺に中指を沈ませれば、圧迫感に驚いた。
(まさか…)

敬は肉壁の吸い付きを確かめるようにゆっくりと出し入れを始める。弥生は耐えるようにくぐもった声を上げながら、健気に舌先で肉棒を舐め続けている。

肉芽を親指で潰してやれば、小さな悲鳴を上げた弥生は口から肉棒を離してしまい、手でしっかりとそれを握り上下に擦っている。
「お前処女とかじゃないだろうな?」
責めるでもなく、やんわりと声を掛ける敬。弥生はぶんぶんと頭を振り「もう元カレとシてるもん」と答える。じゃあ、こういう関係もアリか。敬は思った。瞬間指先をGスポットに宛がい震わせる。特に弥生がよさそうにしていた入り口側のソコを弄ってやると嬌声が上がった。
「ココ?」
「ダメ…敬ちゃ…」
蜜壺が収縮してきたなと感じた次の瞬間、弥生は絶頂に達した。息を荒げ、頬を真っ赤に染めるその顔を見ていたら、敬も弥生が欲しくなった。
「可愛い。おいで。」
ゆっくりと弥生を起き上がらせると自分の足を跨がせる。見つめ合う様に抱き合う形に誘導し、肉棒を支えそこに弥生を下ろさせようとした。熱に浮かされた弥生が蜜口に敬の肉棒を宛がいゆっくりと飲み込んでいく。「ゆっくりな」そう言われたのに肉棒の質量に驚いて体重をかけて一気に飲み込んだ弥生。次の瞬間、敬の膝の上で動けなくなった。
「何?」
「何でもない。」
「んなわけないじゃん。そんな泣いて…。」
弥生の頬の上をぼろぼろと涙がこぼれていく。敬が弥生の頭を撫で、涙を指先で拭ってやる。弥生は何故か痛い下腹部を気にしないように「シて」と、敬に強請り続けた。敬もおかしいとは思いながらもそのまま続けることにした。敬の肉棒が弥生の子宮口まで犯す。最奥を叩かれ何度も悦びの声を上げた。敬の形を覚えるように何度も収縮する蜜壺がその締め付けを強くする。
「敬ちゃんイっちゃう」
切羽詰まった弥生の声に応える代わりに敬が弥生の唇を奪う。酸素すらなくなりそうな、濃厚な口づけの中で弥生は絶頂に達し、その締め付けで敬は素早く肉棒を引き抜き弥生の腹の上に白濁をぶちまけた。あまりにも深く達したのか弥生は朦朧としていた。白濁を吐き出し終え、ふと自らの肉棒を見た敬は驚いた。
「マジかよ。」
あまりのショックに冷汗が吹き出す。あんなに処女じゃないと言っていた弥生の蜜口からは明らかに純潔の証が流れ出ており、敬の肉棒にもその証が付いていた。当の弥生はくたっとしていて起きそうもない。とにかく敬は衣服の乱れを直し始めた。
「計算ずくかよ、くそっ。」
このあとふたりが付き合ったかどうかはまたべつのお話…。