官能小説「母の友人」(熟女エロ小説)

その人は僕の母の古くからの友人でした。
名前はちょっと書けないので仮にKとでもしておきましようか。
Kは、僕が小学校の時からよく母を訪ねて家まで遊びにきていました。一人息子の僕は、いつもKにかわいがられました。一度などは一緒にお風呂まではいったこともあります。もちろん子供の僕に、彼女の裸に興味などあるはずもありませんでしたが。
中学になると、僕は高校受験の勉強に追いまくられ、Kが家にきてもほとんど部屋にこもりっきりで、顔を合わすことはほとんどありませんでした。それでも、たまには気晴らしと彼女に促されて庭で、バトミントンをしたり、近くの公園まで一緒に散歩したりしました。

母の友人
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Kはいつも僕には優しく、どんなことでもいやがらずにうけいれてくれました。高校になって、僕がちょっとぐれかけたときに、母では手におえなくなってKを僕のところにつれてきました。僕はもうそのころには女の子と付き合っていて、女の肉体ことは知っていました。それでKにむかって、ひどいことを言ってしまいました。僕の前で、裸になれといったのです。僕が母親に暴力をふるうことがあったので、やめてあげてとKが頼み込んだのを受けてのことでした。
Kはしばらく沈黙してから、着ているものを脱ぎ始めました。びっくりしたのは僕のほうでした。まさか本当に脱ぐとはおもってもいなかったのです。Kが本気で僕のことを思ってくれているとわかり、僕はやめてくれと叫んいました。彼女はほとんど全裸に近い姿になっていました。最後の下着に手をかけて、膝の上までそれを脱ぎかけたとき、彼女の動きはとまりました。その瞬間僕は、さらけだされた彼女の胸を、下腹部を、そして陰毛のからみつくVゾーンを、鮮明にまのあたりにしたのでした。
僕が非行にはしらずにすんだのは、Kのおかげだったことはまちがいありません。
僕はいつしか、Kが好きになっている自分に気がつきました。大学にもうかり、高校最後の春休みのとき僕は、彼女と丘の頂にあがり、思い切って気持ちをうちあけました。
「僕は、おばさんのことが、いつも頭にうかぶんだ。ふりはらっても、ふりはらっても、おばさんの顔がよみがえってきちゃうんだ。おかしくなってしまいそうだ」
Kは、なにもいわずに僕をながめていました。おもえば僕がまだ小さい頃からずっとこの目が僕の方にむけられていたような気がしました。深く、深く、心の奥底まてのぞきこむようなそのまなざしが……。
「こちらにきなさい」
彼女は言いました。その声の威厳にみちた響きに、僕は逆らえず歩きだしていました。ひっぱたかれるのではと言う予感が、ちらと頭をよぎりましたが、とにかく僕は、彼女のすぐまえまでちかづいていました。
Kは大きく腕をひろげて、僕をだきしめてくれました。気が付いたら、彼女の唇が僕の唇に押し付けられていました。
それから何年もたってから、そのときのことをおもいだすたびに僕は、いまでも言いしれない幸福感がこみあげてくるのを感じました。彼女とは、それを最後に、あうこともなくなりました。彼女は母親とは、それ以後外で会うようになり、その回数も年毎にへっていきました。
僕にはあの時のキスで、Kへのおもいを完全に断ち切ることができたようです。
あのキスがなかったら、いつまでも彼女のことを、うじうじと思いつづけていたにちがいありません。Kには何もかもが分かっていたのでしょう。僕はそして、彼女もまた、僕に対して愛情をいだいていたのだということを、あの時のキスをおもいだすたびに、いまでは確信するようになっていました。

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