無料エッチ小説「僕のアパートの管理人さん」(官能小説)

ピンポンと無機質なチャイム音が僕の部屋に響く。机上の論文から目を離し、「どうぞ」といつもと変わらない適当な返事をすると、ドアの開いた音が聞こえる。遥さんが僕の部屋を訪れる時は大抵、何か落ち込んでいる時だ。そして、気分の沈みを自身の性欲と共に発散しようとする。僕は安い家賃で住まわせてもらっている上に、遥さんの身体を楽しませてもらっているため、ありがたいと言えばありがたいが、遥さんはどうやら性欲が強いらしく、僕の身体が毎回もたないのだ。そうこう考えているうちに、いつの間にか僕の背後に来ていたらしい。「つっかまえた」という言葉と共に、豊満な胸が右肩に押し付けられる。僅かに香るアルコール臭と遥さんの甘い香りが僕の中の性欲の檻を開け放そうとする。胸の弾力も一緒になって、檻をゆすっているが、今日は遥さんに流されたくはない。冷静になろう。遥さんは、29歳、独身で、二年前に両親が不慮の事故で亡くなったために、両親の所有していたアパートを継いでいる。セミロングの黒髪にEカップの乳房、どちらかというとさっぱりした性格で、かつ、整った感じの美人ではあるものの、あまり男運が無いらしく、頻繁に落ち込んでは唯一の住民である僕の部屋に来る。それで、僕の精気を可能な限り全て吸って帰っていくのだ。今日もいつも通り性器を吸われたらたまったものじゃないと右肩の柔らかいものをどけようとする。「むぅ」と少し、機嫌の悪そうな声がしたと思ったと同時に、頭を掴まれ、そのまま遥さんの方へ回されると同時に濃厚な口づけをする。勢いがあったからか遥さんの口内のとろけてしまうような感触が舌に伝わってくると同時に、僕の中に遥さんの粘着膜で覆われているような舌が投げ込まれる。

僕の中をどれだけ支配をすればいいのだろうということを考えるくらいぐちゃぐちゃに嬲り回した後、気がすんだのかゆっくりと遥さんの舌を僕から抜き去った。僕の舌も遥さんから抜かれたが、さよならしたくないと言わんがばかりの切なさが僕の胸を痛めつける。当の遥さんは、舌をそのまま自身の唇の周りを行ったり来たりしながらも妖艶な笑みを浮かべ、こっちを見ている。僕が何て言おうかと回らない頭で模索しているうちに、舐め終わった口が開いた。「もういいよね?」そのまま僕の寝室に連れられ、僕を仰向けにして押し倒された。当たり前だが、すでに僕の一物は遥さんの気まぐれを楽しみにして、準備が整っている。僕を押し倒している遥さんも人差し指とお兄さん指で、その硬さを確かめた後、また不敵に笑みを浮かべ、僕の耳元で囁く。「本当は期待していたでしょ」僕の心臓は鷲掴みにされたように鼓動を急激に増やしていく。遥さんは僕の反応を楽しんだのかそのままジーパンのチャックを開け、トランクスの中の一物を取り出す。そのまま遥さんが腰を上げたと思ったら、粘着質な音と共に僕の肉棒を遥さんの花園で包み込む、まるで天国にいるような幻想が出てくる。幻想に浸っているのもつかの間、肉と肉が弾ける音で我に返るが、抵抗しようという気力さえ起きず、そのまま遥さんのストロークに合わせて腰をぶつける。遥さんの方もどこにそんな力があるのかというくらい激しく腰を僕に埋めてくる。あぁと時折、遥さんから淫靡な声が漏れてくる。僕の耳は遥さんを認識して、また性欲を煽り立ててくる。檻なんてとっくに壊れている。僕の亀頭が遥さんの奥の口へ百回近くキスを交わしたとき、僕の貯蔵庫が、この女を孕ませろと僕へ命令をしてきた。遥さんは相変わらずただ僕のものをむさぼっている。僕は少し上体を起こし、遥さんと対面座位に持ち込むと性欲のあらん限り腰を動かし始めた。遥さんの声が余計に艶やかなものとなる。僕は何も言わずに貯めていたものを全て中にぶちまける。おぉ、と獣がよがるような声でよがる遥さんの中に出し続ける。出し終り、一物を抜く。終わったと安堵をするが、遥さんの口が動く。「もう一回」僕の精気は今日も吸い尽くされるだろう。

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