赤裸々な夫婦のエロ事情「芸術家の妻と僕」(激しい官能小説)

無料エッチ小説「芸術家の妻と僕」(官能小説)
A氏の個展が無事終わり、打ち上げをするというので最寄りのレストランに関係者が集った時、A氏の妻の知り合いということで、僕もいっしょに呼ばれました。A氏の妻も画家で、絵画教室で講師をしており、そこの僕は生徒で、彼女と年も近いせいかなにかと馬があい、夜教室がおわるとよく、彼女を囲んでみんなでお茶や、ときには酒をのむこともありました。
今回はじめてA氏本人を知った僕ですが、60前のナイスミドルで、個展の時女性の入場者数が多かった理由がわかるような気がします。
奥さんは20年が下で、なんでもA氏のところに弟子入りしていて、時々モデルもしたとかで、おそらくそんなことが縁でいっしょになられたのでしょう。モデルになるぐらいだから、彼女はいまでもなかなかの容姿で、背もすらりとして、それにセクシーでした。教室で、なにかのときに彼女が身を屈めたりして、スカートの中からしなやかな足がその付け根あたりまでのぞいたりするのを目にしたりすると、おもわずぞくぞくする僕でした。
A氏は、個展が成功のうちにおわり、気分もいいのかあまりのめない酒を何杯も空けて、お開きになるころにはほとんど酩酊状態になっていました。
「僕がお送りしますよ」
車なので、一滴ものんでいなかった僕は、彼女といっしょにA氏を抱えながら、車のあるガレージに向いました。
「ごめんなさいね」
「気にしなくていいですよ」
僕は彼女から教えてもらった場所まで、車を走らせました。
30分後に目的地についた時も、A氏はすっかり酔っぱらていて、僕が肩を貸して、彼女があけた家の玄関から中に、いっしょに入りこみました。
A氏を寝室に寝かしつけてから僕は、彼女がぜひにというので居間にいき、ソファに腰をおろしました。
彼女はテーブルにウィスキーとグラスを用意し、自分と僕の分をつぎました。
「車だから」
「いいじゃない、泊まっていったら」
「え、でも」
「大丈夫。主人もきっとそれをのぞんでるわ」
「そうですか」
明日は日曜だったので、僕としてもせっかく彼女とこうして二人になれたのですから、ゆっくりいっしょに飲みたい気分でした。どうせ気楽な一人暮らしですから、このまま帰って冷たい寝床に横になるのもつまらない話しです。
「ようし、のむぞ」
僕は一杯目をのみほすと、さらに2杯目を、そして3杯目を空けていきました。
それを見た彼女もまた、なかなかの飲みっぷりで、グラスを次々空けはじめ、わずかな間に二人で゛ボトル一本、空けてしまいました。
「つよいのね」
彼女はこんどはワインを用意し、二人でまたそれを空けにかかりました。
「いまでもAさんは、先生をモデルにされるのですか」
いささか酔いのまわった頭で僕は、前からききたかったことを口にしました。
「ええ、たまにね」
彼女の頬も、いつのまにかほんのり色づいていました。
「それは、ヌードですか」
「のときもあるわね」
「へえ、いいなあ。先生のヌードか、一度みてみたいもんだ」
「いつでもみせてあげるわよ」
そういうと彼女は、ブラウスの裾をもちあげて、胸の下の肌をさらけだしました。彼女もだいぶ、酔っているようです。
「どうせなら、下の方も」
僕としては冗談のつもりだったのですが、彼女は本当に薄手のスカートをつまんで、大きく上にもちあげました。しなやかなあしが太腿の付け根あたりまであらわれ、そのつけねを短く包み込む白の下着が僕の目にとびこんできました。
アルコールのせいで、彼女が自制をなくしているのはあきらかでしたが、自制をなくしているのは僕の方も同じでした。
僕は座っていたソフアからおきあがり、彼女のところにいくなり、その唇にキスすると、そのまま彼女の上に倒れ込んでいきました。
しばらくうとうとしていたもようで、目をあけると僕は、まだ彼女に顔をくっつけた状態でいました。彼女がとろんたした目をあけ、僕の口の中に舌をつきいれてきました。

僕は彼女を抱きかかえると、長椅子のほうに寝かしつけ、着ているものを脱がしにかかりました。
ブラウスのボタンを一つ外すたびに、張りのある肌がしだいにあらわれていきました。
彼女を下着一枚の状態にしてから、僕も自分の着ている物を脱ぎおえ、彼女の上から体を重ねました。
すると彼女が、僕を強くだきしめ、下腹部をすりよせてきました。
「このときわ、まってたのよ」
僕の耳もとで、そんな彼女の呟きが聞こえました。
彼女の、まるくもりあがった胸をなで、太腿をさすり、首筋を唇で愛撫するうち、彼女が身悶えしながらしきりに吐息をつきました。
僕は彼女の下着を膝までおろし、さらに足首までおろして、片足だけそれをはずすと、両足をかかえあげて胸元に押し付け、右左にひらくと、陰毛にとりまかれた下腹部をむきだしにしました。すでにそこは、僕を求めてじっとりと濡れてはじめています。
彼女は、非常に感度の高い女でした。僕のモノが挿入されると、全身の肌という肌が快楽にうちふるえ、
背筋を弓なりにそりかえらせて、彼女みずからはげしく腰を突き上げてきました。
ものすごい声をはりあげ、なんども絶頂にのほりつめては、心地よく下降するという状態を、なんども繰り返しました。
そのとき、廊下のむこうの部屋のドアが、音をたててひらきました。そこはさっき、酔ったA氏を運びこんだ部屋でした。彼女のあまりの声に、彼も気が付いた模様です。
僕は逃げる間もなく、とっさに壁とソファの間のすきまに身をすべりこませました。
A氏がちかづいてくる足音がきこえました。長椅子の上で、足をひろげてよこたわる妻の露わな姿が、その目にとらえられているはずです。
僕が恐々とした気持ちで耳を傍立てていると、衣服を脱ぎ捨てる音が聞こえたと思うと、急に長椅子が軋んでたわみました。そして激しくソファが振動しだして、そのうち彼女の上ずるような喘ぎ声がきこえてきて、また絶頂にのぼりつめる様子が、その感極まったような声音から推し量ることができました。

「赤裸々な夫婦のエロ事情「芸術家の妻と僕」(激しい官能小説)」への1件のフィードバック

  1. タイトルとシチュエーションが良いのでもう少し細かい描写ありの長編で読みたかったです。

ななし へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です