女性向け無料官能小説「成り行きの関係」

モデルの仕事をしている麗は、その名の通り美人でスタイルが抜群の28歳。色んな男達から頻繁に言い寄られているので特定の恋人を作ろうとしていないのか、麗に会う度に彼氏が変わるのだ。実家近くのマンションに一人暮らしをしている麗を気遣って、母からの手料理を半月に一度は渡しに行っていた。
姉である麗とは対照的に人目を引く程の美人ではないが、大きな胸を持った妹の花凛は、よく気が付く面倒見の良い25歳である。しかし、男を次々に変えていく麗と違って本当に好きな人と結ばれたいと考える古風なタイプなのだった。
その日は、会社帰りに麗の部屋に手料理を届けに行く途中、マンションの入り口で誰かを待っているのか一人街灯に薄暗く照らされた人影があった。彼はゆっくりと顔を花凛の方へ向けると「花・・凛ちゃん?」と呟いた。そう、この青年は麗と同じモデル事務所に所属している航と言う今事務所が売り出し中の新人モデルなのだ。そして、二週間前に「私の新しい彼の航君!」と溌剌とした嬉しそうな笑みを称え花凛に紹介されたばかりだったのだ。「あ、あの、麗ならもう少し遅くなるみたいだから、良かったら中で待っていませんか?」花凛なりの彼に対する気遣いだった。
キッチンの椅子に座ったまま航はぼんやりしている。お茶を一口飲むと、「花凛ちゃんは違うね。麗とは。」唐突なその言葉に花凛は「えっ?」と目を丸くした。「何て言うのか、家庭的な感じ?お姉ちゃんの為に料理持って来たりとか・・。買い物までして来たの?」会社帰りにスーパーに立ち寄り、いつ来ても空っぽに近い冷蔵庫を開ける度にうんざりしていた花凛は、野菜を購入し、「今日はカレーでも作っちゃおう。」とさっそくエプロンを掛けて野菜を洗い始めた。「あ、航さんも食べて行きますよね?もうすぐ麗、帰って来ますから。」何気ない会話をしながら彼が背後に立っている事にドキッと心臓が跳ねてしまう。花凛のうなじに指を這わせながら、軽く唇を落としていく航。花凛の手が止まった瞬間、身体ごと自分の方に引き寄せ、激しくディープキスをして来る。「や、や・・めてっつ!」彼の身体を引き離そうとするが、花凛は彼のキスで感じてしまい、うずうずとした快感の波が次から次へと押し寄せて来るのを止める事が出来ないでいる。テーブルの上に座らされ、両足を開くように命じる航。「もう、止めてください。」潤んだ瞳で切なげな喘ぎと共に懇願すると「俺は、花凛ちゃんみたいな娘が好きなんだ!麗とは別れるから俺と付き合ってくれ。」耳元で熱っぽく囁かれると、花凛のあそこからは見る見るうちに愛液が溢れて来るのをどうにも止める事が出来なかった。「俺じゃ、イヤ?」スカートをの中に手を入れてパンティの上から細い指で花凛の敏感な割れ目をなぞっている。

「もう、こんなになってる・・。」彼は興奮して来たのか、パンティを脱がすと、指で花凛の陰部を擦る。くちゃくちゃと卑猥な音が静寂な部屋中に響き渡る。花凛も声が大きくならない様に我慢していたが、彼の指が中に入って来た時「いやーあぁあ!」と仰け反ってしまった。それから航は洗って置いた人参を穴に入れて抜き差しを始めた。それが淫らで、こんな物を入れられているのかと考えただけで、花凛の羞恥心が煽られ、「あっ!」と叫んでガクガク腰を震わせながらイってしまった。彼も「俺の此処、こんなになってる。」と喘ぎながら彼女に見せた。思わず、ペニスにむしゃぶりつくと、「あぁ・・・っ!」と恍惚の表情を浮かべながら「花凛ちゃん、いれていい?」と紅潮した頬は冷める事が無い。「入れて。」そう言った途端、彼の大きくなった物が中にズブリと卑猥な音を立ててピストン運動を始めるのだった。そして、二人同時に果てたのである。

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