女性向け官能小説「二人きりの実験室」

それは、ごくありふれたことかも知れません。高校生の私は化学の先生が好きで、勉強も先生に逢いたくて質問を作るために頑張っています。動機は不純でも、先生への想いはどうしようもなかったのです。先生はいつも化学準備室にいて、先生の机には奥さんと幼いお子さんが写った写真が飾られていました。幼い頃から父親のいない私は、家族を大切に思う先生に惹かれました。そして、化学の質問へ行けば真剣に指導してくださる先生の人柄に尊敬もしています。周りの友人や他の先生方に気持ちを気づかれそうになりながらも、何とか誤魔化して先生の元へ行く日が増えていきました。先生のいる化学準備室は隣が化学実験室で、準備室は明るいのですが、実験室はカーテンを二重にすればとても暗くなります。

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ある日の放課後、別のクラスが翌日に行う実験のために準備している先生の元へ来てしまい、せめて準備のお手伝いをさせていただくことになりました。先生は例えどんなに忙しくても、指導を疎かにしたことがなく、これくらいはしなければ申し訳ないと思いました。しかし、実験室は暗くてフラスコを落として指をケガする始末、かえって先生にご迷惑をかけてしまいました。先生は嫌な顔ひとつせず、手当てをしてくださいました。放課後に静かで暗い実験室に先生と私だけ、少し意識してしまいました。心の中で、どうか意識していることが先生に伝わりませんように、と祈りながら手当てを受けました。先生の触れていた手が、私の指先から手首へ移り、そのまま暫く時間が流れました。私は頭も体も動けない状態になっていました。「先生…?」声にすることもできません。先生は、「なぜ、逃げないの?」と尋ねてきました。私はどう答えていいかわかりません、先生が何を言ってるのか…本当は…「気づいていたんだろ?君を特別に思っている。」心のどこかで、やはりという気持ちもありました。なぜなら授業中、机間巡視の時に私には、「わかる?」「できてるね。次も解いていいよ。」など、ちょっとした言葉ですが声をよくかけられていました。家族を大切にしている先生が好きなのに、先生が私の手を掴んだまま…何か喋って空気を変えたいけど、もう遅い…先生は左腕を私の頭の後ろへ回し、ゆっくりと床へ倒しました。唇が触れあう瞬間、私は顔をそらしましたが、逃げられません。先生は右手で制服のボタンをはずし、唇に触れていた先生が首や胸元へ…「ダメッ…!」そう言いながら先生を全く突き飛ばせないまま体の至る場所へキスされ、抵抗できなくなっていました。「これだけは、他の奴に教わるな…」制服の隙間からブラを外され、下着を脱がされました。「ああ…」先生の舌は私の濡れた部分をなぞり、両腕を伸ばして私の乳房を弄りました。先生は唇で包みこんで吸ったり、舌で回すように触れて、愛液が流れ落ちていきました。抑えたくても呼吸が乱れ、先生のその行為が続いた後、体が宙に浮いたように感じ、濡れた部分がトクントクンと脈を打ち続けていました。「まさか、これ…」涙が浮かびました。悲しいわけではありません、きっと初めてのことにどうしていいかわからなかったのかも知れません。そして、先生の一部が私の中へ入ってきました。「イヤ…!」何の抵抗もなく先生を受け入れる自分の体が淫らで、それが全て先生に伝わっていることが恥ずかしくて気を失いそうでした。「…初めて…なのに…」初めてはとても痛いと噂で聞いてはいましたが、痛いだけじゃなかった…先生に抱きしめられながら体の中では先生を締め付けていました。「先生、こわいよ!やめて…」どうなるのか知らない私は逃げたくなりましたが「まだ最後まで教えていない。」と言われ、体が先生の声や言葉に反応することが不思議でした。そして、それは表現のしようがないくらい気持ちよく、されるがままに声をあげていました。その声に合わせるかのように先生の行為も激しくなっていきました。「あ…ああ!」実験室の机に手を伸ばして、先生から逃げようとしましたが、そのまま両手を机につかされて先生は私の背後から激しく腰を突いてきます。生まれて初めて大好きな先生に全てを見られ、どんな反応をするか知られ、そして先生がどう反応するかも知りました。先生が怖いと思ったのは、いつもの化学の先生ではなく、一人の男性だと思い知らされたからです。広い机に仰向けに寝かされ、両足を広げられて先生の一部が貫いてきました。さっき感じたような脈が、体のもっと奥で感じ始めました。先生がどんな風に動いているかもわかります。だんだん先生の動きは早くなって、声が抑えられなくなってきました。「中で出すよ…」そのまま、先生は私の中で…。卒業式、私は先生にプロポーズされました。写真の女性は先生のお姉さん、そして一緒にいる子はお姉さんのお子さんでした。お姉さんのご主人が撮影されたそうです。先生はいろんな意味でわるい人…と思いました。

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