女性専用エッチ小説「いけない関係」

「いけない関係」

一番最初に出会ったのは、高級ホテルのラウンジだった。何処からともなく現れたのは、幅の広い帽子とサングラスを掛け、小振りのショルダーバッグを持った女性が窓際のソファーに座ろうとした時、「やあ!香乃さん、こっちこっち!」と、何処かで聞き覚えのある男の声が背後で響いた。「親父・・・。」星七は、自分を挟んだこの2人が今から始まる新たな家族である事をはっきりと認識した。
「お前も、もっと飲みなさい。後継ぎが遠慮がちな奴だと大物にはなれんぞ。」高級住宅街の一角にある大宮家ではその日の夜、晩餐会が開かれていた。星七の向かい側には、新しく父の妻となった香乃がワイングラスを傾けながら食事を楽しんでいる。「さあ、香乃さん、これからは私の妻としてそれから・・、星七の母親として、お互い頑張っていきましょう!」酔いが回っているのだろう。いつもより饒舌な父を眺めながらどうしてこんな綺麗な人が後妻になったのだろうと星七は思った。母と離婚後、日が浅く、新しい女性を紹介された事は星七の心の整理が出来ていない理由の一つだった。定年まであと数年の社長は長男である星七に会社を継がせると子供の頃から当たり前であるかの様に訊かされて育ってきた。

それから暫く経ったその日は、会社からの帰宅が遅くなり夜の9時頃だった。肝心の社長は海外出張で大きな家には香乃と星七の2人になっていた。

自室に戻ろうと階段を上がろうとした時、隣の寝室から何やら奇妙な声が聞こえたのである。「香乃さん・・?」不思議に思いながらドアノブに手を掛けゆっくり中を覗くと、あられもない姿でオナニーに耽っている香乃がベッドの上でローターを秘部に当てて喘いでいる。全裸の香乃は40歳を過ぎても尚、20代の女性と変わらない体型を維持しており、くびれたウエスト部分や、張りのある胸とお尻は、まるで桃の様に思われた。
「ああっ!」と一際大きく声がして、そのままガクガクと全身を震わせながら肩で大きく息をしている。絶頂に達してしまったらしい。美しい香乃の卑猥な姿を目前にした星七は我慢が出来なくなっており、突然ドアを開いて彼女に覆いかぶさって来た。「星七、君。」はっと我に返った香乃だったが、もう既に遅かった。大きめの乳輪をゴツゴツした手で揉み、香乃のぽってりとした唇に激しく口付けする。下唇を軽く甘噛みして、ニュルリと星七の舌が彼女の舌に絡みつく。「此処、もう尖ってるよ。」ハァハァと荒い呼吸をしながら乳首を指で強弱を付けながら摘まむのだ。「駄目、星七・・君。」快楽に身を委ねながらもいけないと解っていながらも、星七にもっと激しく求められたいと香乃は心底思っていた。
「此処、触って。香乃さんの見てると・・、大きくなって来た。」喘ぎながら彼は香乃の細い手首を掴み、自分の陰茎を握らせた。その時、身体の奥で熱い物がこみ上げて来るのを香乃は感じた。主人とは全然違う、大きな陰茎が中に入って来ると思うと、思わずぞくりと身震いしてしまった。
「もう、此処もトロトロになってる・・。」陰核を愛液の付いた中指で散々擦り上げる星七は息子ではない、大人の男性にしか香乃には映らない。「入れる・・よ。」と、言い終わらない内に、彼の太くて大きな物が最初はゆっくりと動き、彼女の喘ぎ声と共に激しくなり、彼女の中で射精して絶頂に達したのである。

女性向け官能小説「オナニーを義理の弟に見られて…」

よし、今日は夜まで純平が帰ってこない・・・。私は都内の大学に通うため、母の再婚相手の連れ子だった、同い年の血のつながらない弟と同居していた。
アイツのいない今日こそ、アレを使ってみようと思っていた。先日の誕生日、「彼氏ができるまでこれで慰めてなさい」なんて言われて悪友にもらったアダルトグッズ・・・。
私はクローゼットの奥深くにしまっていたバイブを取り出した。スイッチをオンにすると、ピンク色の部分がウネウネ動き出す。私はそれだけでエッチな気分に。
私はもう一度うちに人の気配がないことを確かめて、服を脱いだ。鏡の前で股をおっ広げたので、アソコの奥までよく見えた。
うわあっ、エロい・・・。男が見たら絶対ガチガチになるだろうな・・・。私は自分のあられもない姿に興奮していた。
ローションを手に取り、まずはおっぱいをマッサージ。鏡の中の女は、白い乳房を撫で回されて悩ましげな表情をしていた。乳首もだんだん固さをましていく。指でピンと弾くと、ぴりっとした刺激が走った。
今度は下半身のアソコに、ローションでぬるぬるさせた指を這わせた。ぷくっと膨れた部分をなぞると、あまりの快感にアソコにじわっとお汁がにじむ。
やばい、挿れたい!アソコの奥まで太いものでいっぱいにしたい!
私はバイブを手に取り、ゆっくりとアソコに挿入していった。プラスチックなので一瞬ひやっとした感触がしたけれど、自分の体温でじわじわ温まっていくのがわかった。
「はあああっ・・・!」
全部入ると、自然に野太いため息が出た。鏡の中の私も、アソコにずっぽりバイブを咥えていた。
私はスイッチを入れ、バイブを手で上下に動かした。自分の気持ちいい場所に当てると、すぐにでもイッてしまいそうな程強い快感を覚えた。クチャ、クチュ、と濡れた音が辺りに響く。私は我を忘れてオナニーに夢中になっていた。

だから、ふと鏡を見たらそこに純平の姿があった瞬間、心臓が飛び出しそうなほど驚いた。振り返ると、獣のような目をした純平が立っていた。私はパニックになり、ベッドの上の掛け布団でさっと体を隠した。
「ちょっと、勝手に人の部屋に入らないでよ!」
「すげえエロいな、ありさ」
普段は草食系男子っぽい純平がギラギラ好色な男の目をしていたので、私はびっくりした。コイツも男なんだ・・・。
「それにどうして純平がここにいるの?!」
「横山が風邪引いたから、今日はあいつん家に行くの無しになった」
純平は相変わらず好色な目で私を見ていた。
「出てってよ」
私はキツい口調で言ったけれど、純平はそこに立ったままだ。
「なあ、ありさ。俺の前で続きしてみ」
純平は唇の端にいやらしい笑みを浮かべていた。
「いやだよ、馬鹿じゃないの!」
私は恥かしさのあまり叫んでしまった。
「いいから!」
純平は私の体を覆っていた掛け布団を剥ぎ取り、ベッドの上に転がっていたバイブを私の手に握らせた。私は恥ずかしすぎて死にそうになったけれど、むしろ極度の羞恥心のせいで理性が決壊してしまった。ええい、もうどうにでもなれ!私は純平の前で脚を広げ、アソコにバイブを突っ込んだ。
純平に見られながらオナニーをするのは、すごく変な感じがした。あいつのじとっといやらしい目で舐めるように見られるのは死ぬほど恥ずかしく、そしてたまらなくエロかった。私は興奮のあまり、すぐに絶頂に達してしまった。
ハアハア息を荒らげている私に近づき、純平は私の唇を塞いだ。びちゃびちゃ淫らなキスは、再び私を燃え立たせた。それから純平は私の体を隅から隅まで舐めてきた。犬のように顔や脇、足の指をぐしゃぐしゃ舐め、まだ敏感に勃っている乳首をこれでもかと吸い倒してきた。私は声を出さずにはいられなかった。はっきり言って、すごくすごく気持ちよかった。
最後に純平は、私の一番深い部分に到達した。ぐいっと脚を大きく広げ、純平はオマ○コの中に顔を埋めた。純平は女性のここが大好きなんだな、とわかるくらい長くねちっこいクンニだった。クリを吸ったり舌で転がしたり、膣に舌を突っ込んだり、小陰唇を舐ったりと、ありとあらゆる手段で私のアソコを口で弄り倒した。そしてとろっとろになったオマ○コにバイブを突っ込み、私を派手に泣かせた。私は今までにないほどのオーガスムを味わった。
でも純平はまだ私を放してくれなかった。純平はパンツと下着を脱ぎ、はちきれんばかりに怒張したオチンチンを取り出すと、私の濡れきった部分にこすりつけてきた。ぬるっと純平のものが入ってきた瞬間、興奮の絶頂にあった彼はそのまま果ててしまった。
それから私たちがもう一回戦に突入したことは、言うまでもない。
私は純平とのエッチにはまってしまい、毎日毎日お互いの体を貪り合っている。両親には絶対に言えない二人の秘密だ。

無料官能小説「いやらしい男教師に目をつけられてしまった豊満な胸のまどか」(女性向け)

まどかは美術大学に通う4年生だ。この大学に来てからもう4年も経つのだ。田舎から上京してきては都会にアパートを借り、細々とアルバイトをしながら大学に通う毎日だった。そんな大学も後半年ほどで卒業することとなる。大学を出たら、アーティストとして活躍したいと思っているまどかだった。

そんなまどかはおしゃれだった。スタイルも良く、顔も良い。胸もデカく、男をそそる女でもあった。でも、学校ではいつもロングのスカートを履き、服はダボッとしたセーターなどを着ていた。だから、まどかがそんなに良い体だとは誰も気がつかなかったのだ。

「大学を出たらタイトスカートを履き、細身のシャツを着ては颯爽と歩く女性になりたい」と思っていた。大学は勉強をする場所だから、なるべく男性を意識させないような姿で通いたいと思っていたのだった。学校では目立たないように、まどかはなるべく端の方に座った。そして、下を向いてはなるべく人の目線に入らないようにしていた。でも、やっぱり顔が美しいだけに、どうしてもまどかは目についてしまった。

それも、同じ生徒にではなく、教師から目を付けられてしまうのだった。美術学校にはちょっと怪しいサングラスを掛けた男性教師がいた。先生というよりもインテリっぽく、見た目もちょっとやんちゃな感じだった。髪も長めで、キラリと光るシルバーのネックレスが妙にいやらしかった。

歳は42歳ほどで、まだ独身のようだった。まどかは妙にその教師から気に入られていた。そんな教師に「食べにでも行こうか?」と誘われたこともあった。学校を出てから玄関前で真っ赤な車に乗るその教師に「家まで送って行くよ」と言われたこともある。まどかと言えば悪い気はしていなかったが、相手の歳がかなり上だったから、あまり乗り気ではなかった。

「もうちょっと若かったら良かったのに」と心の中で呟いては、その教師の誘いを断っていた。それでは教師は諦めなかった。授業中もまどかに熱い視線を注いでいた。その目線を感じとっては目を逸らしていたが、授業が終わる間際になると近寄って来ては「ちょっと残って」とまどかに言ってくるのだった。

「今度のテストのことで」と言われれば残るしかなかった。みんなが教室から出て行くと、2人きりになるのを見計らい、教師はまどかの後ろ側からそっと近寄っては「なあ、君を抱きたいんだ」と迫ってくるのだった。「えっ!テストのことじゃないんですか!」と言っては教室を出ようとすれば、腕をグッと掴まれては引き寄せられてしまう。そして、壁にまどかを追い込み、壁にドンッと手をつくのだった。

心の中でまどかは「もっと若くて素敵な男性に壁ドンしてもらいたいのに」と思いながら、顔を背ける。男性教師の息使いが荒くなり、その息がまどかの頬に吹きかかってきた。生暖かい息がかかり、まどかは「嫌」と思って逃げようとした。ところが、その教師はまどかの顎を無理矢理自分の方へと向けては柔らかな唇を奪ったのだった。タバコ臭い口で唇を奪われてしまったまどかは、「ああ、お嫁に行けない」と思うのだった。

唇を奪われてしまったまどかは、全身から力が抜けてしまうのを感じた。そんなことを感じとった教師は、ますます興奮する。まどかの口の中にヤニ臭い舌を入れてきては、ペロペロと舌を舐め出したのだ。そして、片手でまどかの豊満な胸を揉みだした。ますます興奮してくる教師の息使いが荒くなってきた。

胸まで揉まれたまどかは、とうとう教師に身を任せてしまった。教師がまどかの股の間に脚を入れてきては、その太腿で股をシコシコと擦った。それがとても気持ち良く、まどかはますます興奮してしまった。「もう、どうにでもなればいい」と思い、まどかは自分から教師の口を思いっきり舐めてやった。そして、チューチューと勢いよく濃厚なキスをしたのだった。

興奮した教師は床にまどかを押し倒し、そそり立つペニスをまどかの口に中に押し込んでは腰を激しく振った。喉の奥をくすぐるのを感じ、まどかは下半身を揺らした。それが更に教師のいやらしいハートに火をつけてしまった。スカートを捲り上げ、パンティを脱がした。そして、その股に顔を当てては勢いよく吸った。舌先がまどかの陰部を捉え、器用に擦り舐めたのだった。

「はあ、はうん」という声をあげながらまどかは男のイチモツを咥えた。教師はその上下に揺らす腰使いを辞め、今度は
股の間にそのヨダレまみれとなったペニスを入れた。そして、上下に激しく振り始めた。まだまだ男と気持良いと思うセックスをしたことがなかったまどかだったから、42歳の男の妙に慣れた腰使いはとっても気持ち良かった。

まどかの股はビチャビチャになり、そのペニスを擦る度に更に気持ち良い快感を増した。擦る度にまどかの口からは「ふあん、はあん」といういやらしい声が漏れた。その声は教師をますます興奮させ、腰をより激しく振ることになった。男教師は勢いよくまどかの顔に精子を出してイってしまった。

無料官能小説「60すぎの父とのエッチにハマってしまうイケナイリエ」(女性向け)

リエは、この家に来てからというもの、男達の目に悩まされていた。リエはこの家の3男の嫁だ。3男は昼間は仕事で家を留守にしているから、その60を過ぎた父と夜勤の長男の3人で居ることになる。次男は結婚して近くの家へと住んでいた。長男は39歳になるが1人身で、付き合っている女性もいない状態だ。母親はすでに他界し、家には男ばかりに女1人という感じなのだ。

煩い姑がいないのは良かったが、その分、なんだか男達のいやらしい目線を感じるのだった。父親はもう大分女を抱かずにいるし、39歳にもなる長男も長年エッチはしていないようだった。そんな男達に挟まれて、リエはいつも昼間は家の中で家事を行っているのだ。

父親はテレビの前でワイドショーを見ながら横たわっていて、長男はキッチンのテーブルで新聞を読んでいる。会話がなく、シーンと静まりかえっているのが、余計に男達の目線を感じさせるところだった。静まりかえっているキッチンでは、リエはエプロンをしてお昼の支度をする。でも、どうも後ろからの長男の目線を感じてしまい、気になってしまうのだ。チラチラと後ろを見ては長男の様子を伺えば、長男は目線を背けて新聞を読んでいるフリをしているのだ。

リエがまたシンクの方に向けば、長男は顔を上げてリエの丸みのあるお尻をマジマジと見つめる。そして、長男は自分の股間に手を当てては擦るのだった。そんなことも知らずに、リエは2人のお昼は何がいいかしらと考えては、食事を作っている。

そんなある日、長男が珍しく早くに家を出た。いつもは夕方頃にならないと家を出ないのに、その日はお昼頃には出てしまったのだ。家には白髪混じりの頭の父と2人っきりとなった。父は見た目よりも若く、パッと見れば55歳ほどに見えた。まだまだ筋肉も衰えず、日焼けした肌が艶かしい。

そんな父は、家で筋トレをするのが日課だった。自分の部屋でいつもは筋トレをするのだが、その日はリエの目の前で服を脱いでは筋トレを始めたのだった。思った以上に腹も割れ、胸板も厚いのが更にリエをドキドキさせた。その格好でダンベルを持っては腕の筋肉を鍛える父に、何だかリエはムラムラしてしまった。

「いけない。夫の父なのに」という思いはあったが、抑え切れないリエは父の近くへと行き、「お父さん、抱いて」と言ってしまったのだ。父は驚きはしたが、こうなることが分かっていたのか、ダンベルを床に置き、リエをきつく抱きしめた。父の胸からはダンディな男の香りがしてくる。夫にはないようなその香りに、ますますリエは興奮を覚えてしまった。

いつの間にか父は座り、下半身をむき出しにしていた。そして、「舐めてごらん」と言っては自分のそそり立つイチモツを擦りながら言ってきた。リエは跪き、そのイチモツを咥えた。そして、上下にそのイチモツを舐め出したのだった。夫のペニスよりも大きく、逞しいのがより興奮に火をつけた。

いつもはそんなに激しくは舐めないのに、今回ばかりはかなり激しく顔を上下に振っては舐めるのだった。父親の口から「オウ、ウ」といういやらしい声が漏れてくる。それを聞くと更に興奮し、余計にそのペニスを激しく舐めてあげたくなるのだった。

「いいよ。おいで」と父親はリエを立たせて、パンティの中に手を入れてきた。そして、その股の部分を激しく擦り出したのだった。その上手さに、リエは失神しそうになった。夫でもそんなに上手くは擦ってくれないというのに、60歳過ぎの父親の方が上手いのだ。初めての快感に、リエは「はあん、イイ」と声を上げた。

それから父親はその濡れた手をリエの口の中に入れてきた。そして、「前からいつかエッチがしたいと思っていたんだよ」と耳元でいやらしく囁いてくるのだった。そして、その舌は耳の穴の奥へと入り込む。「グチャグチャ」という音が耳の中でこだまする。そしてリエは、「はあん、もっとお」と言ってしまうのだ。

父親はリエを抱きかかえてソファに座った。そして、下から腰を上に突き上げるようにして動かし始めた。その動きが妙にいやらしく、リエを興奮させた。「もっとお」と叫びながら、リエも可愛い丸みのあるお尻を前後に動かしては快感を覚えるのだった。

クチョクチョという音が部屋の中に響き渡る。リエはもう2人だけの世界に溺れた。こんなにも60すぎの男が逞しく、エッチが上手いとは思わなかった。最後にリエは、父の背中に爪を立てて昇天してしまった。夫の背中にも爪なんて立てたことがないというのに、父の背中に爪を立ててしまったリエは、「好きになりそう」と父に激しくキスをしてしまった。

濃厚なキスをしては、2人は腰をビクン、ビクンとさせてるのであった。それからというもの、リエは父の部屋に行ってはそんなエッチをするようになった。隣の部屋には長男がいるというのに、それでもリエはお構いなしだった。そんな関係も早3年も続いた。

でも、リエはますます父とのエッチにハマり、今でもその関係を辞めれないでいる。

女性向け無料官能小説「成り行きの関係」

モデルの仕事をしている麗は、その名の通り美人でスタイルが抜群の28歳。色んな男達から頻繁に言い寄られているので特定の恋人を作ろうとしていないのか、麗に会う度に彼氏が変わるのだ。実家近くのマンションに一人暮らしをしている麗を気遣って、母からの手料理を半月に一度は渡しに行っていた。
姉である麗とは対照的に人目を引く程の美人ではないが、大きな胸を持った妹の花凛は、よく気が付く面倒見の良い25歳である。しかし、男を次々に変えていく麗と違って本当に好きな人と結ばれたいと考える古風なタイプなのだった。
その日は、会社帰りに麗の部屋に手料理を届けに行く途中、マンションの入り口で誰かを待っているのか一人街灯に薄暗く照らされた人影があった。彼はゆっくりと顔を花凛の方へ向けると「花・・凛ちゃん?」と呟いた。そう、この青年は麗と同じモデル事務所に所属している航と言う今事務所が売り出し中の新人モデルなのだ。そして、二週間前に「私の新しい彼の航君!」と溌剌とした嬉しそうな笑みを称え花凛に紹介されたばかりだったのだ。「あ、あの、麗ならもう少し遅くなるみたいだから、良かったら中で待っていませんか?」花凛なりの彼に対する気遣いだった。
キッチンの椅子に座ったまま航はぼんやりしている。お茶を一口飲むと、「花凛ちゃんは違うね。麗とは。」唐突なその言葉に花凛は「えっ?」と目を丸くした。「何て言うのか、家庭的な感じ?お姉ちゃんの為に料理持って来たりとか・・。買い物までして来たの?」会社帰りにスーパーに立ち寄り、いつ来ても空っぽに近い冷蔵庫を開ける度にうんざりしていた花凛は、野菜を購入し、「今日はカレーでも作っちゃおう。」とさっそくエプロンを掛けて野菜を洗い始めた。「あ、航さんも食べて行きますよね?もうすぐ麗、帰って来ますから。」何気ない会話をしながら彼が背後に立っている事にドキッと心臓が跳ねてしまう。花凛のうなじに指を這わせながら、軽く唇を落としていく航。花凛の手が止まった瞬間、身体ごと自分の方に引き寄せ、激しくディープキスをして来る。「や、や・・めてっつ!」彼の身体を引き離そうとするが、花凛は彼のキスで感じてしまい、うずうずとした快感の波が次から次へと押し寄せて来るのを止める事が出来ないでいる。テーブルの上に座らされ、両足を開くように命じる航。「もう、止めてください。」潤んだ瞳で切なげな喘ぎと共に懇願すると「俺は、花凛ちゃんみたいな娘が好きなんだ!麗とは別れるから俺と付き合ってくれ。」耳元で熱っぽく囁かれると、花凛のあそこからは見る見るうちに愛液が溢れて来るのをどうにも止める事が出来なかった。「俺じゃ、イヤ?」スカートをの中に手を入れてパンティの上から細い指で花凛の敏感な割れ目をなぞっている。

「もう、こんなになってる・・。」彼は興奮して来たのか、パンティを脱がすと、指で花凛の陰部を擦る。くちゃくちゃと卑猥な音が静寂な部屋中に響き渡る。花凛も声が大きくならない様に我慢していたが、彼の指が中に入って来た時「いやーあぁあ!」と仰け反ってしまった。それから航は洗って置いた人参を穴に入れて抜き差しを始めた。それが淫らで、こんな物を入れられているのかと考えただけで、花凛の羞恥心が煽られ、「あっ!」と叫んでガクガク腰を震わせながらイってしまった。彼も「俺の此処、こんなになってる。」と喘ぎながら彼女に見せた。思わず、ペニスにむしゃぶりつくと、「あぁ・・・っ!」と恍惚の表情を浮かべながら「花凛ちゃん、いれていい?」と紅潮した頬は冷める事が無い。「入れて。」そう言った途端、彼の大きくなった物が中にズブリと卑猥な音を立ててピストン運動を始めるのだった。そして、二人同時に果てたのである。

無料エロ小説「高嶺な花の愛液を求めた。」(官能小説)

「高嶺な花の愛液を求めた。」(官能小説)

冴えない顔をしながら、今日もパソコンの前に座り仕事をしている青年男子ヒカルは今年26歳を迎えた。「ヒカルくん、今日誕生日なんだって?おめでとー☆」などと話しかけてくる同僚の女子の声にも、「あっはい、どうも....」と適当に返事をしていた。
「なんか、ヒカル君って暗いよね~、そうだ!飲みに行こうよ!あたしが誕生日祝ってあげる!」と軽々しく言い放つこの女には、以前「自分には彼女はいたことない」とヒカルは自然な会話の流れで話していたのだ。そんなプライベートな話題を打ち明ければ、手の平を返すかのように「彼女もいたことないなんて可愛そう…あたしが同情してあげるよ」と言わんばかりの妙な近づき方をしてくるから、「イチイチウザいんだよお前」と腹の中で怒りは治まらなく、そんな女性の潜在的心理と同僚(ミズキ)には辟易していた。
そんな一方、ヒカルは職場の1人の女性を見続けていた。彼女は、いつも一番奥の隅っこに座っている。決まってデスクの上には『チョコレートパイ』が置いてあり、誰もが一目を置く美女だ。ヒカルは、彼女が『チョコレートパイ』を食べる瞬間をいつも楽しみにしていた。
黒色の長い髪、クールで理知的な表情、抜群のスタイル。足を組みながら毎日テキパキと仕事を片付ける彼女が、口を開き『チョコレートパイ』をゆっくりと食し、口元に付いたチョコレートを舌で舐め落す姿が、ヒカルの性的欲望を毎回刺激していた。たまらなくエロかったのだ。時には、一緒に仕事をする機会もあり、色々と会話をしてみたいヒカルだが、彼女は基本無言である。「その...チョコレートパイ美味しいですよね!自分もよく食べたりするんです!」などと思い切って話しかけても、「ふ~ん」と返されるのは当たり前。
昔から、高嶺の花には強く惹かれるヒカルのこと。何を魔が差したのか、ヒカルはクールな彼女(ミヤビ)に誕生日を祝ってもらえたらと思いついた。その日も、ミヤビとはぺアを組んで仕事をする機会が与えられた。チャンスだと思い、とにかく無口なミヤビとの沈黙を破ろうと一生懸命会話を繋ぐ。「そういえば、今日自分26歳の誕生日を迎えました!」とついに口にすると、ミヤビは「だから何?お願いだから早く仕事してよ!」と返答したのです。それ以降ヒカルは、ミヤビに一言も声をかけることはできなかったのです。
仕事を終え完全に落ち込みながらも、ヒカルは退社。自動扉が開くと、「ヒカルくんお疲れ!どうする?飲みに行く?」とウザい同僚の女(ミズキ)が待っていました。「じゃあ、せっかくなんで...」とヒカルは応え、2人は居酒屋へと向かいました。
ヒカルは、ミヤビから受けたダメージが大きく次から次へとお酒を入れていきます。普段ほとんど酔うことなどないヒカルは珍しく弱気になってしまいます。「ヒカル君、だいじょうぶ?少し飲みすぎじゃない...」と話すミズキの口元がエロく見えてくるのです。
「ねぇ、どうせ俺の事、彼女もいたことない可愛そうな男とか思ってんだろ?同情するくらいならさ、今から一緒にホテルに行ってよ」とヒカルは本心を吐いてしまったのです。すると意外にもミズキは、「ヒカル君ってやっぱりそういうタイプなんだ!正直だね、いいよ」と言ってきたのです。そしてヒカルは朦朧としながらもミズキとホテルへ。「男とこういう関係になったのは、ヒカル君は6人目くらいかな」とミズキは突然言い出し、少し戸惑いながら、それならば話は早いとヒカルとミズキは共にシャワーを浴び、ベッドへ。

ミズキは「ヒカル君の好きなようにして…」と言ってきます。ヒカルにとってミズキは、タイプでも好みでもない相手。内心「コイツの為に尽くすなんて...」と思いながら、ミズキの首筋を丹念に舐めあげる。そのデカ乳首をコリコリとつまんでみせます。「もう濡れてきちゃった・・・」ミズキの股を豪快に広げ、下のオクチを至近距離で眺めると、愛液で滴り放題。どことなく生臭い果実を存分にベロベロと味わい、クリトリスをちょいと指で突いてみると「ヒャッ!」とミズキの声が上空に飛ぶ。
その時だ、ヒカルの頭をミヤビが過ぎるのです。「ミズキの下のオクチの形はブサイクで愛液も生臭いけど、ミヤビさんはキレイな形なんだろうな~。愛液もいい匂いするんだろうな~」と妄想が膨らみ、ミズキが目の前で下のオクチを豪快にお披露目している姿をミヤビと被せてしまいます。その瞬間、ヒカルの性器は、「ドクンドクン」と一気にフル勃起。早漏気味の性器は、ミズキの膣中に入ることを拒絶し、その分厚い上の唇を精液でドロドロに汚したのです。「ごめん。。。中には入れなかった」、「なんかあたし物足りないよ・・・もう一回しよ」と精液まみれの口をネバネバとさせミズキは言ってきます。「もうできない。許して。」とヒカルは正気を取り戻したのです。
それ以降、冴えない男ヒカルは、ミズキとの一夜をなかったことにするかのように、会社から姿を消していくのでした。そして、高嶺の花ミヤビのことも忘れようと決心するのでありました。

無料アダルト小説「パン屋さんの可愛い子。キミの体を味わう。」

「パン屋さんの可愛い子。キミの体を味わう」(官能小説)

コウタは当時19歳。専門学校の特待生であった為多少の学費の免除が特別に許されていた。それでも、生活していくのには苦しく毎朝8:00~12:00の時間帯は、スーパーの品出しのアルバイトをしていた。スーパーは10:00になると開店する。開店と共にそこそこの数のお客さんが入ってくるような大きめの店だったのです。コウタは日配部門に所属。主に乳製品や一般食品の品出しと発注及び販売を学生でありながらも任されていました。開店をすると、店の中は賑やかになります。どの部門も店内放送(アナウンス)を流し販売をする。お客様の耳を刺激し販売促進するのです。
そんなコウタは、いつもあるアナウンスがとても気になっていた。パン屋さんからアナウンスする若い女の子の声だ。コウタはその「声」がとにかく好きだった。とても可愛らしくて愛らしい愛嬌に溢れる声。
日頃から、彼女の存在を直接目で確かめることはしなくとも気になっていた。
音楽という道を進むコウタは、学生生活でお金がとにかくかかることは容易ではなかった。
その為、学校がお休みの日は出勤をさせてくれないか?と上司に相談を持ち掛ける。
案外「助かるよ!じゃあ頼む。」と上司は了解をするのです。コウタは学校が丸一日お休みの日曜日は祝日の日は午前中だけでなく午後も遅くまで働くというスタイルになりました。
そんなある日、コウタはお店の中で一人の女の子とすれ違います、すれ違い間際に「おつかれさまです!」と交わす挨拶で、あのパン屋さんの気になる声の女の子であることに確信を持つのです。
彼女は休憩時間を迎えていたようなので、コウタは走って彼女の後を追いかけました。
「あの.....いつも店内アナウンス聞いてます!」「すごく可愛い声だからあれを聞くたびにやる気が出てきますよ!」といかにも歯の浮くようなクサいセリフを直球で言ってしまうコウタ。
しかし、見るからに年下の彼女は、そんなコウタに対して寛大であった。「ありがとう...うれしいです」「そんなこと言われたの初めてだし、やっててよかった」とコウタにむけて言ったのです。
嬉しくて仕方なくなったコウタは、その場のノリで携帯アドレスの交換をしないかと持ち掛ける。
それにも彼女は寛大であり、以外にもコウタにメールアドレスの書いたメモを人気の少ない場所まで行き渡してくれたのだった。
その後、2人はメールを毎日するように。コウタは学校の暇な時間やアルバイト終わりに決まってメールをしていた。そんなコウタの気持ちに応えるように彼女もメールを返していたのです。

約束を交わし、彼女の仕事終わりを店の外で待機。コウタと彼女は居酒屋へと足を運びます。彼女の名前はサトコ。2人はカクテルを飲みながら楽しくお話をして、そのままカラオケに行き次のデートの約束をしては楽しい時間を過ごしました。
学生生活とアルバイトの日々でコウタは多少疲れていました。その度に優しいサトコを思っては、その温もりに触れたくなってしまうのです。そして、コウタは直球にも「サトコの家に遊びに行ってもいい?」と切り出します。やはりサトコは寛大でありました。「いいよ...おいで!てか今から一緒にウチまで来る?」といつものデートの最中に言ってきたのです。19歳のコウタと18歳のサトコ。2人は一緒に地下鉄に乗り、サトコの家へと向かいました。
サトコの家に着くと、コウタはホットしたのか、途端に眠くなってきてしまいます。季節は秋から冬の寒さを迎え始めた11月。サトコの家の中が妙に暖かくありました。サトコはお姉ちゃんと2人暮らし。しかしお姉ちゃんは介護の仕事をしている為ほとんど夜勤でした。
コウタはサトコにもたれ掛かるようにして、眠気と闘っていました。「シーーン」と静まりかえる部屋の中、サトコは沈黙に耐えかねたのか、コウタのほっぺにチュッとキスをしてきます。それも何度も繰り返し繰り返し、チュッチュッとしてくるのです。コウタはサトコの顔を見ると、サトコはコウタの目をじっと見つめながら何かを求めてきているのです。
何かを察したコウタはサトコに「夜、いつも一人で寂しかった?」と静かに尋ねると、サトコは黙って悲しそうに頷いたのです。
コウタは「わかった....じゃあ、サトコのベッドに一緒に入っていい?」とサトコをベッドまで誘導します。寒さの中、温かいベッドに2人で入り、「カラダに触っていい?」とコウタはいちいち尋ねます。

サトコはまた黙って頷くのです。サトコの膨らみのある胸を触ると、サトコは感じて静かに声を上げ始める。コウタはそんな彼女の姿に興奮を抑えきれなくなってくるのです。キスをしては、自分の舌を彼女の口の中いっぱいに押し込め、彼女の口の中を舐めまわし独り占めにする。彼女の服をゆっくりとすべて脱がし、そのカラダを存分に舐めつくし味わいます。そしてそんなサトコの下のお口は、愛液でダダ漏れに溢れかえり、ベッドにはシミができている。尋常じゃない濡れ方をしているサトコをキレイに思い、そんなサトコの股を腕で開き、濡れ光る下のお口をまじまじと見つめては、むさぼるように舐めまわすのです。喘ぎ声が止まらなくなり、気が遠くなりつつあるサトコを前にした、コウタは自らの性器を自分の手でゆっくりとしごきつつ、彼女の汗だくのカラダを見つめ性的興奮を高め、サトコの陰毛の上へ大量の精液を放出しました。「気持ちいいよ...サトコ」「コウタ....好きだよ....」
そんな精液の付いた自分の指をサトコの口に押し込み、自らの味を味あわせました。
その後2人は、行為を終え一緒にお風呂に入り、深い眠りへと落ちていくのでした。

無料官能小説「オタサーの先輩」(男性向け)

大学に入学して一週間。
好きな分野の勉強ができて、友達にも恵まれて私は楽しい大学生活を送っていた。
しかし、ただ一つ気がかりなことがあった。
それはオタク男性だらけのサークル、所謂オタサーに入部してしまったということだ。

私は絵を描くことが好きで、イラスト部に入部した。
体験入部の時に女性部員を見かけて、男性が多い中でも上手くやっていけそうだと
安心して入部したのだが、実際女性部員はめったに来ない。
女性部員が私だけと言っても過言ではない状態だった。

「ねえ、今日も部室でご飯食べるでしょ?」
私に一番近づいてくる先輩だ。
「あ、じゃあそうします」
先輩は私のことが気になっていて、近づきたいがために
部室でご飯を食べることを勧めてくるのは知っていた。
私は人の誘いを断るのが苦手で、学食で友人とご飯が食べたくても
いつも部室に行っていた。自分の気持ちに素直になれば、
誰かの気持ちが犠牲になると思っているからだ。

その翌日は、バスの列に並んでいると先輩からLINEが来た。
「一緒に学校行かない?」
どうやら私を見つけたようだった。私がいるところが
なぜわかるのだろうかと奇妙に思った。少し怖い。
私はバスが去るまで既読をつけないようにした。

そんなこんなで先輩との微妙な関係はだらだら続いた。
自分にとってよくないことだと思っていたが、きっぱりと断る勇気はなかった。
私はサークルを辞めて、先輩との関係を断った。
しかし詰めが甘かった。LINEで連絡が取れる状態だった。
「最近部室来ないよね。何かあったの?」
私は何とも言えなかった。「他の事が忙しくて、サークルやめちゃったんです」
先輩のことが嫌で、とは言えなかったので、適当な理由をつけて返信した。

私はもう先輩に会いたくなかった。LINEも早く消したいと思った。
しかし、学校近くで車に乗っていた先輩に見つかってしまった。
「ねえ、今から出かけない?」「今からって、私これから授業です」
「少しは息抜きした方がいいから、サボってもいいと思うよ」
なんてだらしないんだ、と思った。どうするかと思いきや、先輩は車から降りてきて
私を無理やり乗せた。
「あの、どこに連れていく気ですか。私は授業に出たいんです」
「真面目だなあ。少しは遊んだほうがいいよ。」
車に乗ってしまった以上途中で降りるわけにもいかないし、降ろしてくれそうにもない。
どうすることもできず、私は黙って乗っているしかなかった。

着いた先はホテルだった。
これから一番恐れていることが始まってしまうのではないかと思うと
吐き気が襲ってくるほどだった。
部屋は簡素だった。もう少し綺麗な部屋だったらよかったかもしれないが、
部屋が綺麗でもどうせ幻滅するだろう。
「初めてだよね?」いきなりデリカシーのない質問をされ、
本当にセックスする気なのかと疑った。
突然、キスされた。強引で汚いキスだ。私のファーストキスはあっけなく奪われた。
しかもラブホで、好きでもない人、というか正直嫌いな人に。

キスはどんどん深いものになっていく。苦しい。
服を脱がされて、乳首に強く吸い付かれた。
「んっ!んん!」
絶対に声なんか出すものかと思って、漏れてしまいそうな声を抑える。
「気持ちいい?もっと可愛い声聞かせてくれていいんだよ」
そう先輩が言うと、私の弱いところにずぶりと指が入った。
「ああん!ああ!」
「わあ、すっごいエロイ声出るじゃん」
指はどんどん奥に入っていき、私から溢れる液体で指は濡れていった。

「じゃあ入れちゃおうか」
声が聞こえると、その大きくなったものが私へ宛がわれた。
とうとう最悪なことになってしまった。もう取り返しはつかない。
ありったけの抵抗が頭の中をよぎったが、もうどうすることもできなかった。
「最低。最低。どうしてそんなことするの、馬鹿」
「可愛い子はいじめたくなるんだよ」
モノはどんどん奥へと進んでいく。気持ち悪い。誰かに助けを求めたいが、
そんなことできるはずもない。
諦めるしかない。そう思った瞬間、私の体はそれに貫かれた。
「アン!アン!」ひときわ大きく高い声が部屋に響く。そして厭らしい、
ぐちゃぐちゃという音も。
「いいね。やっぱり思った通り気持ちいい。セックス最高。好きでしょ?」
「あ、ああ」
ろれつが回らなくなり返事すらできなかった。
私を犯しているのは、恐怖心と虚無感だ。
こんな風になってから、挿入がナマだったということに気が付いた。
もうすべてが終わったと悟った。
「ンン!出すよ!中出しだ!」
私の中でそれが弾けたのを感じると、目の前が真っ暗になり意識を手放した。

その後私は一人でシャワーを浴び、ホテルに一番近い駅まで送ってもらって一人で帰った。
家について、部屋にこもってわんわん泣いた。
幸い妊娠はしていなかったものの、これ以上先輩との関係は続けられないと思い、
LINEの連絡先を消した。そうして私は先輩と他人になった。
もう私はあの人の後輩でもなんでもないのだ。
しかし、あの行為は私に深い傷を残した。今でも男性を信用できずにいる。

女性向け激しい官能小説「女を取り戻す午後三時」

「ああっ、あなたゴメンなさい、ゴメンなさい。はしたない妻で・・・」
里香は欲求不満だった。
女ざかりの肉体はまさに今爛熟の時だったが、里香の夫は仕事人間で彼女の欲望など気付きもしない。
それどころか女兄弟がいなかったせいか女性には性欲が薄いものと思っている節すらあった。

それでも仕事に励む夫の事を想い、彼女は夫のいない夜はベッドの中で一人自分を慰めた。最初は花芯を弄りながら浅く指を抜き差しさせるだけの可愛らしい自慰だったが、一人寝の夜が増えるにつれ彼女のオナニーはやがて道具を用いるようになっていった。
卵型のローターの振動に身体が慣れると、時には男根を模した道具をその夫以外の誰も押し入ったことのない場所へと誘い女の体の疼きをなんとか慰めていた。
それでも里香には罪悪感がまとわりついた。自分は淫乱な女なのだろうか。彼女の肉体こそ奔放な性を求めていたが精神の方は潔癖な乙女を演じたがった。

しかし彼女の懊悩はある日霧散する。
彼女はある日の真夜中にふと目を覚ました。大きなダブルベッドの端で夫の気配がする。
(ああ、帰ってきたのね・・・)
そう思いながらもう一度眠りの底に沈もうとしたとき、不穏な空気の揺れに里香の神経は覚醒を促した。
夫の呼吸が熱っぽく、荒い。こちらに背を向けたその体はよく見ると微かに揺れていて、微かに聞こえる粘着質な音は・・・。
里香の夫はオナニーをしていた。自分の妻である里香のすぐ隣で。それがはっきりと分かった途端、里香の胸を言いようのない悲しみが押し潰した。
自分はそれほどまでに魅力のない女であるのか。
毎日こんなにも切なくこの身の火照りを抱えて待っていたのに。
その時、里香ははっきり侮辱されたと感じたのだ。
そして皮肉にもその日から里香は夫への後ろめたさから解放された。

「里香さん、最近お疲れですね」
夫の従兄弟にあたるカズトが首を傾げながら優雅にコーヒーカップを置いた。
嫌味でない程度に染められた髪と同じ色の瞳が里香を見つめている。
彼は大学院に進み、今は長い春休みということもあって最近は月に二回ほど家に来ていた。料理が上手く、以前食べさせてもらったパスタは料理店顔負けの味であったことを思い出す。
「気を使ってくれてありがとう。心配しなくても大丈夫よ」
「僕にできる事なら相談に乗りますよ」
「でも、貴方には相談しても仕方ないことだと思うの」
「そんなの、言ってみなくちゃ分からない」
「・・・じゃあ、笑わないで聞いてくれる?」

一笑されて終わりだと思っていたのにカズトは里香の話を黙って聞き、真剣な顔で相槌をうった。そして聞き終わったあとコーヒーを飲み干すと唇を弓の形に歪ませた。
「なら僕と寝てみましょう」
そのべたつきもなく、しかし確かに異性の艶を感じる声に里香は目の前が眩む思いがした。

二人は一緒に風呂に入った。
カズトは里香を女王のように、深窓の姫君のように扱った。泡を滑らせ乳房を撫で、背中を這う。
しかしその最中も里香は彼の足の間で頭をもたげる肉の槍から目が離せなかった。夫のソレと明らかに違う、その剛直。それが己の中に打ち込まれる事を想像しただけで里香は濡れた。

ベッドで里香が自分から口淫を始めると更にむくむくと質量を増した。赤黒い血管に沿うように舌を這わせ、先端から滲み出した先走りを吸い上げる。カズトは堪らないように身を捩る。
「あははっ、僕も里香さんにしたいな。いいですか?」
肯くとそこからカズトの奉仕が始まった。彼の舌が指が里香の女を舐め、啜り、ねぶる。それは激しくなかったがどこまでも里香の内部を抉るように快感を齎した。
それにほとんど里香はすすり泣いた。じれったいほどの快楽に身を投じ、そして遂に感極まった里香は両手をカズトに伸ばした。
「私の中に来て・・・!」
カズトはやはり笑いながら里香を抱きしめた。

カズトに突き上げられてシーツの上をもがく様に腕を広げながら里香は自分の女が今度こそ解放され、自由になるのを感じた。カズトの肉棒が襞を抉り、搔きまわしながらもどこまでも里香を喜ばせる。自分が恐ろしいほど濡れているのを里香は最早恥じない。

この一度きりかもしれない。
だがそれでも構うまい。

頭上でカズトが里香と目が合い微笑む。そして絶頂の気配が里香の子宮の奥からこみ上げた。

電車で読む官能小説「撮影の依頼に来た女」

チャイムの音がして、ドアをあけると、みしらぬ顔の女性がたっていました。わりと大柄で、胸も腰も豊かに張り出しているのが、コートの上からでも容易に見て取れました。
「なにか、御用ですか」
「フリーのカメラマンの、大下さんですわね」
「はい、そうですが」
仕事の依頼者かと、僕は少し言葉づかいを丁寧にしました。
案の定、相手は、
「撮影を依頼したいの」
「まあ、おあがりください」
僕は彼女を客間にとおしました。
女はソファに座るまえに、コートを脱ぐと、僕がさしだす手にそれを渡しました。僕はかすかに香水の香りがしみついたコートを、ハンガーにかけて壁に吊るしました。
「僕のことは、どこでお聞きなさったのですか」
「婦人服をあつかっている会社の知り合いから。あなたの写真、婦人雑誌にもよくのっているそうね」
「ええ、まあ」
「それで、腕をみこんでお願いしたいの」
彼女がそこで、効果をもたせるように口をつぐんだので、僕は彼女の次の一言を自然、まちうける形になりました。
「私のヌードを撮ってもらいたいの」
「ヌードを」
僕はこれまで多くの女をカメラにおさめてきましたが、それらの女性はみな、服を着ていました。美術関係の仕事でなんどか全裸の女性は撮った経験はありますが、それらはみな、芸術作品という名のもとに撮影したものばかりでした。
「だめかしら」
「いえ。ただ、理由を聞かせてもらえませんか」
すると彼女は、大きめの口を開いて笑いはじめました。
「なにも、それを売ってどうこうするつもりはないわ。私これでもカフェバーのオーナーなのよ。お金に不自由はしてないわ。ごめん、余計なこといって。私は来年、40になるの。それで30代最後の記念に、自分のヌードを撮っておきたいの」
「わかりました。それでは、いつおはじめにかりますか」
「できたら、いますぐに」
彼女はここにくるまえに、決心してきたようです。
「わかりました。では、スタジオにいきましょう」
僕もまた、ふいに舞い込んだ、異色の依頼に、気持ちがいつになく興奮するのをおぼえました。
スタジオに入ると彼女は、僕の促しにすぐ、ためらいもなく衣服を脱ぎはじめました。
脱いだ衣服は雑にたたんで、そばの机の上に置いた彼女は、僕の前に恥じらう様子もなくたちはだかりました。
「何枚ぐらい、撮ってもらえるのかしら」
「それはお望みどおりです」
「ポーズとかは、自分でとってもいいの」
「それもお望みどおりです」
彼女は大きくうなずいてから、白のシーツが敷かれた撮影台の上に立ちました。
僕はカメラを用意し、どうぞと手で彼女に合図を送りました。
さすがに最初のあいだは、動きもぎこちなく、体もみるからに固かった彼女ですが。僕が胸をつきだしてとか、腰をくねってとアドバイスするうち、だんだんと慣れてきた様子で、そのうち自分からポーズをとるようになっていきました。
シーツに座って、横たわるころになると、彼女はますます大胆になって、平気でカメラのまえに股をひろげたり、濃い陰毛を自分でかきわけて、芯の中のものを、指でさらけだしたりもしました。女は普段は自分の肉体を貝のように包み隠していますが、ときに大勢の男の見守るまえで、自分のすべてをさらけだしたい衝動にかられるところがあることを、僕は経験からしっていましたが、まさに今彼女がそんな状態にあるようです。

「ねえ」
ふいに彼女が、カメラをのぞきこんでいる僕にむかって言いました。
「はい」
「あなたも、裸になってもらえないかしら」
「え」
「私、どうも気分がいまいちのらないの。あなたの裸をみたら、もっと全開するとおもうんだけど」
さすがに僕も考えこみました。裸になること自体はどうということはないのですが、そうするとはたして、これまでどおり職業意識が維持できるかどうか、さすがに自信がゆらぎました。
しかし、彼女自身はいまいちと言っていますが、これまでの彼女の、そうとう思い切ったボースにいい加減のまれていた僕は、気がついたらズボンのベルトをはずしていました。
「お」
彼女が、裸になった僕の、屹立した腰のモノをみて、おもわず目をみはりました。
彼女の言葉どおりそれからは、その全身から女の本性が惜しげもなくにじみでてくるようなボースが繰り広げられました。
彼女は太腿をいっぱいにひろげ、その中心を自分の指でさらに大きく左右に押し広げました。そこから白濁した体液がとくとくあふれ出ている様子が、ファインダーを通してもありありとわかりました。彼女の発情は同時に、僕をも発情させずにはおきませんでした。
僕と彼女はそんな異常な興奮の中で、仕事をつづけました。
僕が最後のシャッターを押し終え、終了したことを彼女につげると、彼女は僕のところにかけよってきました。もう我慢できないと、その顔にはっきり書いてあるのがわかりました。
僕もまた、両腕をひろげて彼女をまちうけると、ちからまかせにその体をだきしめました。
もはやひとつの愛撫も必要のないぐらい、すっかり体かできあがっていた二人は、硬直した男の肉と、やわらかく濡れた女の肉をすぐさま結合させるなり、最初からはげしく下腹部をおしつけあいながら、たちまちこみあげてくる情欲に導かれて絶頂にまでのぼりつめていき、そして二人いっしょに深い深い底までなにもかも忘れて落下していきました。